日中戦争、太平洋戦争の政府、軍指導者を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)判決から今年11月で60年を迎えるにあたり、国立公文書館(東京・千代田)は所蔵する裁判記録(和文)の整理とマイクロフィルム化を完了した。  同裁判全文書のマイクロ化は初めて。法廷に提出された被告尋問書や軍の機密文書などの書証の閲覧や検索、複写が可能になった。