【時事通信】2007年の日本人の平均寿命は男性が79.19歳、女性が85.99歳で、ともに2年連続で前年を上回り、過去最高となったことが、厚生労働省が31日公表した「簡易生命表」で分かった。
 前年からの寿命の延びは男性が0.19歳、女性が0.18歳で、男女差は6.80歳に縮まった。厚労省は「治療成績向上で、がんなど三大死因の死亡率が改善したことが大きな要因。インフルエンザの大きな流行もなかった」としている。
 同省が集めた各国・地域の最新データと比較すると、女性は23年連続で世界一を維持。男性は06年の2位から3位に下がった。