東京海上ホールディングスは23日、米国の損害保険グループ、フィラデルフィア・コンソリデーティッドを47億500万ドル(約4987億円)で完全子会社化すると発表した。傘下の東京海上日動火災保険を通じて、フィラデルフィア社の発行済み株式100%を取得する。

 フィラデルフィアはペンシルベニア州に本拠を置き、株式をナスダックに上場している。2007年1―12月期の収入保険料は16億9200万ドル。