いなこん部副標班

いなこん部副標班

…まとめ本の進捗状況やオフ会の告知など…

Amebaでブログを始めよう!

前回の第3回では、ざっくり磨きを説明しました。

磨きまでは思った通りにやれば特に問題はないのですが、問題はこの後の組立ての作業です。

 

「磨いたら色を塗って、組立てじゃないの?」

…と思うかもしれませんが、色まで塗ったのに、うまく組み立たないとショックですよね。

また、塗装をするにも持ち手が必要になったりするので、ここで仮組みを行っていきます。

 

 

■Step1.パーツに穴を開け、真鍮線を通す

└必要なもの:真鍮線(2mm、1mm、0.5mm)、ピンバイス(2mm、1mm、0.5mm)、ニッパー(金属用)

ガレージキットは、ただパーツ同士を瞬間接着剤でくっつけるのではなく、真鍮線をパーツ間に通して強度を出します。

この真鍮線だけで、ほとんどのパーツを仮で組み立てることができるんです。

ピンバイスでこの真鍮線を通す穴を開け、ニッパーで程良い長さに切り、パーツ同士をくっつけていきます。

 

このとき、ニッパーは必ず金属用のものを使ってください。

磨きの時に使った、工作用の精密ニッパーで真鍮線を切ると、一発で歯がダメになり使えなくなってしまいます。

また、2mmの真鍮線はそれなりに太いので、切断の際も十分に気を付けてください。

 

【足/袴の接続】

通常、「ここに真鍮線を通す穴を開けてください」と印があるのですが、足パーツにだけそれがありません。

写真を参考に、穴を開け、真鍮線を通して下さい。

真鍮線の太さは1mmです。

(右足)…オレンジ□囲いの部分。

右足の袴にはガイド穴がありますので、ガイドに沿って、斜めに穴を開けてください。

 

(左足)オレンジ□囲いの部分

袴の接続の際、隙間が出てしまうので、袴に真鍮線を通します。

ガイド穴はありません。

貫通しないよう、垂直に穴を開けてください。

 

ここから先は、全てガイド用の穴が開いています。

穴に沿ってピンバイスを差し、真鍮線を入れるだけの深さにして下さい。

袴の右と左の接合部です。

1mmの真鍮線を4本で接続します。

 

90度返して裳装側、こちらは2mmの真鍮線を2本で裳装と接続します。

この2本で身体と鳥居、台座を接続する形になっています。

 

表に返すとこんな感じに接合されます。

 

下から見たところ


 

【上半身の接続】

袖のパーツが重いため、真鍮線を長く・深く差し込んで強度を出します。

文章にすると難しいので、上の画像を参考に穴を開けてください。

2mmの真鍮線をパーツに通す時、勢い余って手に刺さることがあるので、十分気を付けてください。

また、2mm真鍮線は『袖部から頭部パーツまで連続した1本』として通して下さい。

どこかで分割すると、組立の際、袖のパーツが重さで垂れ下がってしまいます。

 

①、パーツNo.23、24「襦袢(肩部左右)」を、ガイド穴に沿って、1mmと2mmの穴を貫通させます。

 どちらか一方からのみで穴を開けるとズレてしまうので、表と裏、半分ずつ開けて貫通させてください。

②、パーツNo.23、24「襦袢(肩部左右)」それぞれに2mmの切断していない状態の真鍮線をそのまま差し、

 パーツNo.25、26「袖」のガイド穴に真鍮線の先端を合わせます。

 真鍮線の角度を覚えておき、その角度で袖に2mmの穴を深めに開けます。

③、②で開けた2mmの穴と同じ角度で、1mmの穴を深めに開けます。

④、真鍮線を袖の穴まで差し込みます。

 

⑤、パーツNo.1~3「頭部・襟/胸」を組立て、マスキングテープでしっかり固定します。

⑥、接続した状態の「襦袢」と「袖」からの真鍮線をパーツNo.2、3の肩部に当て、角度を決めます。

⑦、決めた角度で2mmの穴を、パーツNo.1の頭部パーツに届くまで穴を開けます。

⑧、頭部パーツの安定感を出すため、頭部パーツ下部にあるガイド穴に沿って穴を貫通させ、左右の襟/胸パーツを接続します。

⑨、下半身から出る1mmと2mmの真鍮線を受けるための穴を、ガイド穴に沿って開けます。

 

 

◆上半身・下半身の接続

続いて上の2本の真鍮線は、上半身と接続するためのものです。

写真向かって左側が2mm、右が1mmです。

腰の帯のパーツ3つを写真の要領で差し込んでください。

上から見ると凸状になっていて、上から差すだけになっています。真鍮線は不要です。

 

上半身と下半身をドッキングさせます。

 

帯パーツを付けないとこのような形に。

一度この状態で仮合わせしてから帯を付けた方が、穴の位置が把握しやすいかもしれません。

 

 

◆マグネットパーツ

前掛けのパーツは薄いので、磁石を利用します。

ネオジム磁石(円柱型10mm、高さ1mm)を購入して戴き、ガイド穴にはめ込みます。

まだ仮なので、マスキングテープをガイド穴の上に貼り、その上に磁石をはめ込むと外しやすくなります。

 

パーツNo.27、28「襦袢(袖口)」と袖の接合も、磁石で行います。

 

というのも、手・扇子は持ち運びの際に破損しやすいので、別途外せるように…という狙いです。

お好みで真鍮線接続にして下さい。

 

 

長くなりましたが説明が必要なのはここまでで、あとは思った通りにはめて戴ければ仮組みが終わります。

まだ真っ白とはいえ、形になると達成感と喜びがこみ上げてきます(笑)

 

塗装については、また9月に入ってから。

長くなりましたが、この辺で。

こんばんは。

前回のうか様の製作方法から期間がずいぶんと空いてしまいました。

この間、仕事や企画のお手伝い等でなかなかまとまった時間を確保できず…

というわけで、連載を再開します。

 

前回までのおさらいです。

[第1回]うか様を作る…前に

[第2回]うか様を洗う!

 

パーツチェックをし、パーツを洗浄する。

ここまでしか連載していなかったとは…お待たせして済みませんm(__)m

というわけで、現在こういう状況になっているかと思います。

 

■Step1.仮組みの仮組み

洗浄が終わったら、パーツを一通り机の上に広げ、それなりに形を作ってみます。

R.C.ベルグさんの複製が綺麗なおかげで、何もしない状態でもある程度は組める精度になっています。

これだけでも、もうすっかりうか様ですね!

ここで大切なのは、難しいことを考えず、完成後のイメージを起こしてやる気を出すことです!

 

 

■Step2.磨き

└必要な工具…ニッパー、デザインナイフ、スポンジヤスリ、紙ヤスリ

 

イメージがつかめたら、パーツを一つずつ磨いていきます。

自分はゴッドハンドさんの神ヤス!をメインに使っています。

(神ヤス!の商品ページより引用)

番手アソートはよく使う5つの番手がセットになっていて、ヨドバシカメラやボークスなどで割と簡単に購入ができます。

スポンジの厚みが何種類かありますが、2mm厚でいいんじゃないかな…と思います。

デザインナイフはお好みのメーカーさんのものを使ってください。

 

まずはニッパーで、大きな凸を切断していきます。

続いてデザインナイフを立てて、パーティングラインと呼ばれる線状の盛り上がりをカンナのようにして削っていきます。

パーティングラインは複製の際、型と型の間にどうしても出来てしまう分割線のことです。

それが終わったら、#240→#400→#600→#800の順に、表面を削っていきます。

番手の粗いものはあっという間に削れてしまうので、特に顔の鼻回りや、袖の細かいディティールをなめてしまわないように気を付けてください。

デザインナイフを境に、左が削る前、右が#800まで処理した後です。

線が綺麗になくなって、表面がなだらかになったのが分かると思います。

 

磨きの作業は見た目を綺麗にするだけでなく、塗料の食いつきを良くするためにもとても重要な作業です。

一方で自己満足的な部分も多く、「別にちょっとくらい線が残っても気にしないよ!」ということであれば、それでも大丈夫です。

自分が「綺麗になったかな」と思ったところまで作業すればいいのかな…なんて思います。

 

次回に続きます。

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

©上海アリス幻樂団

 

ワンフェス、お疲れさまでした!

台風の接近、開始直後のゲリラ豪雨、その後ぐんぐんと日差しで気温は上昇…

なかなか恵まれない開催環境でしたが、お来し戴いた皆様、本当にありがとうございました。

お陰さまで、お燐ちゃんは完売。

うか様と魔理沙は完売とまではいかなかったものの、たいへん多くの方にご購入いただくことができました。

 

うか様は前回完売してしまったことから、型を新規でR.C.ベルグ様に起こしていただき、もう一度1からのパーツ複製でした。

完売を無くしたいという思いから、値上げの上で、出来る数の最大限を用意しました。

値段で躊躇されてしまった方には、申し訳ありません…

この辺のバランスがとても難しいなと痛感しました。

 

展示についてはとても好評をいただき、うか様のことをとても褒めていただき、この上なく嬉しく思います。

伏見稲荷大社が4年連続でトリップアドバイザーの訪れてみたい日本の観光地ランキングで1位のせいか、

外国人の方々にもとても喜んでいただくことができました。

「いなり、こんこん、恋いろは。」という作品を広めたい、知ってもらいたい、好きになってもらいたい…

それが、少しでも実になったのかなと思っています。

うか様の再販については、版元様の都合もありますのでどうなるか分かりません。

ただ、まだ若干残っていますので、もしチャンスがあるとするならばどこかの機会で…とは思っています。

 

東方のキャラクターについては、原型師のまさきが引き続き作品を作っていきますが、

「いなり、こんこん、恋いろは。」の新規作品については、一旦お休みをいただく形になります。

このあとは、私が原型の勉強をして、墨染さんからスタートしていければな…と思っています。

1からの勉強になるので、いつになるかは分かりませんが(^^;

セーラー服の方が資料がたくさんあったり、参考にするフィギュアも多くあると思うんですが、

個人的には、2話の丹波橋くんの試合の応援に行く時の私服姿をやりたいな…っていう願望がw

 

いなり、こんこん、恋いろは。第2話より

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

 

 

それはともかくとして、途切れてしまっているうか様の製作方の記事についても今後アップしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いしますm(__)m

いよいよワンフェス前日になりました。

各商品の発売方について、台風の状況も考慮し、変更をさせていただきますのでお知らせします。

直前のお知らせとなり、申し訳ありません。

 

 

<変更前のお知らせ>

 ・10時開場とともに各アイテム発売

 ・ディーラーパス、ダイレクトパスをお持ちの方はご提示いただく

 ・ディーラーパスをお持ちの方は、ディーラー名とお名前をご記入いただき、後ほどEMPTYがお伺い

 ・魔理沙に関しては、このお取扱いをしない(先着順)

 

<変更後>

 ・10時開場とともに各アイテム発売

 ・ダイレクトパスをお持ちの方を最優先にご案内します

 ・ディーラーパスをお持ちの方は、当日EMPTYの卓の掲示をご覧いただき、お求めください

 ・一般入場の方は、変更点はありません(先着順)

 ・魔理沙に関しては、このお取扱いをしない(先着順)

 

 

台風の影響は弱くなりつつありますが、依然強い雨などが予想されています。

また、当日の気温は33℃予想となっていますので、熱中症対策を宜しくお願いします。

 

EMPTY

こんばんは、あれぐろぶるーです。

うか様の作り方の記事の更新がなかなかできないうちに、夏のワンフェスが迫ってきてしまいました。

記事の方は引き続きWF終了後、更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

「Wonder Festival2018・夏」、EMPTYは3回目の販売になります。

EMPTY、今回は5ホールでの出展になります。

卓番は「5-08-04」です。

 

入場については、企業と個人ディーラー列に分かれ、そこからさらにホールブロックごとに分かれて入場することになると思います。

毎回の決まりごとですが、最初の10分間は『3-4ホール間(やすらぎのモール)』と、『6-7ホール間(いこいのモール)』の移動はできません。

EMPTYは5ホールなので、ダイレクトパス入場の方は、間違えないように5ホール行きの列に並んで入場をお願いします。

 

 

《販売方法について》

今回は前回の反省点から、「お燐・魔理沙」と「うか様」、それぞれ作品別のお渡しとさせていただきます。

購入希望の方が多数いらっしゃる場合は、矢印のように整列をお願いします。

作品によって販売方法が異なります。

(新作・お燐について)

→先着順に販売します。

→限数1(変更することがあります)

→購入時、“ダイレクトパス”“ディーラーパス”をお持ちの方は提示をお願いします。

└“ダイレクトパス”と“一般参加”の方は、代金と引き換えに商品をお渡しします。

└ディーラーパスの方は“卓番”“ディーラー名”を用紙にご記入ください。

  代金と引き換えに“引換券”をお渡しします。

  13時以降、お手持ちの引換券と引き換えにEMPTYが卓にお届けにお伺いします。

 

(再販・うか様について)

→先着順に販売します。

→限数1(変更することがあります)

→購入時、“ダイレクトパス”“ディーラーパス”をお持ちの方は提示をお願いします。

└“ダイレクトパス”と“一般参加”の方は、代金と引き換えに商品をお渡しします。

└ディーラーパスの方は“卓番”“ディーラー名”を用紙にご記入ください。

  代金と引き換えに“引換券”をお渡しします。

  13時以降、お手持ちの引換券と引き換えにEMPTYが卓にお届けにお伺いします。

 

(再販・魔理沙について)

→先着順に販売します。

 

 

■火焔猫燐 『まねきねこ』 …新作、\15,000-

 "KaenByourin" 1/8scale Non painted resin cast kit figure

 未塗装・未組立のレジン製ガレージキットです。完成品ではありません。

 

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:An2A氏(@An2A_WM)

彩色:ガレージキット製作代行社

©上海アリス幻楽団

★衣装柄のデカールが付属します

 

 

■霧雨魔理沙 『夏の魔女』 …再販、\12,000-

 "KirisameMarisa" 1/8scale Non painted resin cast kit figure

 未塗装・未組立のレジン製ガレージキットです。完成品ではありません。

 

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:An2A氏(@An2A_WM)

彩色:ガレージキット製作代行社

撮影:あれぐろぶるー

©上海アリス幻楽団

 

 

■うか様 『かみさまのおくりもの』 …再販、\25,000-

 "Uka-no-mitama-no-kami" 1/7scale Non painted resin cast kit figure

 未塗装・未組立のレジン製ガレージキットです。完成品ではありません。

 ※今回が最終販売になります。

 

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:照弓(@lililoop)

企画・製作補助:あれぐろぶるー

彩色:ガレージキット製作代行社

撮影:あれぐろぶるー

協力:伏見稲荷稲青会ほか

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

 

うか様の再販はWF2018冬で多数の再販の声を頂戴し、その声が版元様に届いた結果だと思います。

前回は開始30分での完売となってしまったため、販売額をやむを得ず上げさせていただくかわり、十分な個数を用意させていただきました。

今後の再販はありませんので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

 

真夏の開催になります。

列に並ばれる際は十分な水分補給、塩分補給等、熱中症対策をお願いします。

 

ワンフェスから1か月が過ぎてしまいました。

「製作を連載します!」なんて言っておきながら、こんなに間が開いてしまいまして申し訳ありません…

 

3月16日(金)、伏見区深草支所・伏見区警察署・伏見稲荷の参道商店街と合同で、外国人観光客のマナーアップ活動の啓発運動をしてきました。

活動は今年で3回目で、初回から引き続き“いなこん部”としてお手伝いをさせていただきました。

増え続ける外国人観光客に対し、看板などの掲出だけでは神社参拝・道の歩き方のマナーを理解していただくのは難しく、「日本らしいおもてなしを通じて、マナーも一緒に理解していただこう」というのが趣旨です。

おもてなしには、お茶の振る舞い・折り紙体験(商店街の橋本商店さんの特技)に加えて、アニメを通じて地域に興味を持ってもらえればと、毎年参加をしています。

うか様・ミヤちゃんのレイヤーさんにご参加いただいたのに加え、今回はワンフェス直後ということもあり、「ぜひ!」と、うか様のガレージキットの展示もさせていただくことになりました。

 

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

版元様にも展示の許可をいただき、深草支所さんからは立派なガラスケースまで用意していただいてしまいました。

あいにくの天気ではありましたが、多くの観光客の方に立ち寄っていただき、良い活動ができたのではないかと思います。

 

ちょこんとベンチに座って休憩する、伏見区のキャラクター「深草うずらの吉兆くん」の姿も。

アニメツーリズムの聖地88カ所巡りにに作品が選ばれたこともあり、来年はもっと盛り上がるといいな…と思うのでした。

 

【うか様を洗う!】

さて、うか様のガレージキットの製作ですが、今回は洗浄についてです。

ガレージキットは原型をシリコンで型取りし、そこにレジンと呼ばれる樹脂を流し込んで固めたものがパーツになります。

このレジンをシリコン型から外す際、滑りを良くするために離型剤(油のようなもの)を使って型から外します。

このまま塗装などを始めてしまうと、この離型剤によってせっかくの塗装が剥がれてしまったり、綺麗に塗れなかったり、作業上都合が全くよくありませんので、まずはこれを落とすところから始まります。

落とす手段もいろいろあって

 

 ・煮沸(鍋で煮て、沸騰させることで揮発させる)

 ・専用溶剤で洗浄(有機溶剤を使って落とす)

 ・中性洗剤で洗浄(普通の台所用の洗剤です)

 

が主なもので、煮沸・溶剤はスピードが速い分、臭いが発生したり、溶剤を下水に流すことができないなど、メリットもある分デメリットもあります。

ガレージキットを初めて組むのであれば、時間もあると思いますし、中性洗剤での洗浄で十分かなと思います。

実際に、会場で展示した作例2つとも中性洗剤で洗浄をしています。

ちなみに展示見本としていたものは、私が磨きまで行って、塗りと組立をフィニッシャーさんにお願いしたもの。

初心者の作例で出していたものは、私が完成まで作ったものです。

 

 

話が横道に逸れました。

台所用の洗剤を使用するので、用意するのは難しいものではありません。

 

今回使用したのは、「レンジ周りの強力ルック」という洗剤。

普通の食器洗い洗剤では少し物足りない気がしたので、油汚れに特化したこれを使います。

洗浄後、クリームクレンザーと歯ブラシで、落ち切らなかった汚れを洗浄します。

 

まずは、原液をバケツに入れた後、お湯でバケツをいっぱいにします。

お湯で薄めてしまっているので、なんとなく食器洗い洗剤も2回しぐらい入れておきます。

大丈夫なのかな?と思いましたが、大丈夫だったので大丈夫なんだと思いますw

 

本当はパーツごとにタッパーに入れて洗浄すべきなのですが、いかんせんパーツが大きいので、重い大きいパーツから順にバケツの中に並べていきます。

変形など心配でしたが、特に問題ないようです。

裳(大きなひらひら)については、大きすぎて他のパーツと一緒に浸け置きできないので、それ以外のパーツと分けて洗浄します。

中性洗剤は1回使っただけで洗浄力が落ちることもなかったので、裳はそれ以外を洗浄したあとにパーツを取り上げ、そのままこれに浸して下さい。

1日浸しておけばOKです。

 

1日経過後、パーツを取り出し、軽く水洗いをして…

 

クリームクレンザーを歯ブラシに取り、細かいところまで磨き残しのないように洗います。

クレンザーで洗ったら、歯ブラシを当てながら水洗いしてすすぎます。

あとは乾燥させて、下準備は終了です!

 

次回からは、余計な部分を削り、パーツを綺麗に磨いていきます。

こんばんは。

ワンフェスからもうすぐ2週間…あっという間で。

「そろそろ落ち着いてきたし、ガレージキットを組むのにチャレンジしようかな!」

と思っていただけたら嬉しいです。

というわけで、今日は下準備について書いてみたいと思います。

 

【STEP1・パーツチェック】

パッケージを開けると

 ・パーツ本体

 ・説明書

 ・ポストカード

が入っています。

パーツ本体はいくつかの袋に分けてパーツが入っていますので、

なくさないよう容器に入れながらパーツチェックをお願いします。

説明書にレ点をつけたりするとわかりやすいと思います。

 

 

【STEP2:どんな環境で製作するの?】

ご自宅に製作環境があれば一番いいのですが・・・

この連載を読んでくださっている=ないよという方が多いはず。

 

検索エンジンで「ガレージキット 製作スペース」や「模型 製作スペース」

と検索すると、まだ全国的にあるわけではありませんが、ガレージキットを

製作するのに適した環境をレンタルしてくれるお店があります。

エアブラシ、塗料、やすり、ピンバイスといった製作に必要なものが大体揃って

●時間xxxx円という形の料金体系になっています。

私も、製作スペースでガレージキットの作り方について、基本的なことを教えてもらいました。

身構えないでも、教えてもらえれば意外となんとか行くものです!

 

 

【STEP3:道具を揃えるとしたら…】

最初こそ製作スペースでうか様を…と思っていたのですが、いずれ自宅にあったほうが便利だ!

と思い、私は12月に思い切って道具を揃えてしまいました。

揃えたものをリンクしておきますので、参考にしてください。

 

 ・エアブラシのセット(GSIクレオスMr.リニアコンプレッサーL7 /エアブラシ、コンプレッサーなど)

 ・塗装ブース(ネロブース)

 

大きなものはこのくらいで、あとは塗料や溶剤、やすりなど。

ニッパーやすりデザインナイフだけでも家にあれば、

最低限の下ごしらえをして製作スペースに行けるのでおすすめです。

 

という感じで、今日はここまで。

次回は洗浄について書きたいと思います。

 

ワンダーフェスティバル2018冬にお越しいただき、EMPTYにお立ち寄りいただきました皆様。

ご購入いただきました皆様。

本当にありがとうございました。

まずはお礼申し上げます。

 

購入していただいた方については、パーツ不足等はございませんでしょうか。

もし何かあった際は、説明書に記載のメールアドレス宛に

 ・シリアルナンバー

 ・不足/交換が必要なパーツの番号

 ・その状況

をお知らせいただければ対応させていただきます。

しばらく経過すると対応も難しくなってしまいますので、早めのパーツチェックをお願いいたします。

 

 

 

うか様ですが、10時の開場から多くの方に並んでいただき、開始24分で完売してしまいました。

会場までわざわざ足をお運びいただき、購入できなかった皆様には、本当に申し訳なく思います。

 

Twitterでは「ダイレクトパスの方優先」とお知らせをしていたのですが、多くの方に並んで戴き、

目の前の方に早くお渡ししたいという気持ち、焦り、指示不足もあり、純粋な先着順販売となってしまいました。

ディーラーさんのほか、ダイレクトパス・始発入場の方にも購入して戴けたようでしたが、

それ以降の一般入場をされた方には全くご用意ができず、本当に申し訳ありませんでした。

また、完売後も17時の閉場まで人が途切れることなく、声をかけていただき、写真を撮って戴き、

本当にありがたく、嬉しく、また、お渡しするものがないという悔しい思いと、色んな感情が入り乱れていました。

 

今回のワンフェスで反省すべきところが多くあり、その全てがあれぐろぶるーにあると思っています。

次回については私の企画のお願いではなく、原型・まさきさんの新作になりますが、

また「いなり、こんこん、恋いろは。」で作品が出せるよう、私も原型の勉強等をしていきたいと思います。

 

再販を望む声を大変多く戴き、これについては真剣に考えたいと思っています。

一方で、複製に使うシリコン型は50個程度が限度といわれていて、複製して戴いたR.C.ベルグ様

ともお話をしましたが、10個程度が限度…とのお話でした。

版元様より再販の許可を戴けた場合、今の型で生産するか、新規に生産するかの参考にしたいと思っています。

再販の可能性は版元様のご判断に委ねるしかありませんが、なんとか想いにこたえたいと思っています。

よろしければアンケートにお答えいただきますと幸いです。

 

あれぐろぶるーがはじめて製作したガレージキットのうか様、なんとか形になりました。

当日、胸の勾玉などがどうしても糸に通らず、外しての展示になってしまいました。

本来は、「購入しようか迷ってるけど、自分で作れるかわからない…」

という方の後押しになればと思ったのですが、品物が完売している状況下では…(汗)

それでも多くの人にカメラを向けて戴き、「これが初めてなんですか?」と声をかけて戴き、

とても励みになりました!

 

「いなり、こんこん、恋いろは。」はアニメでは2014年の放送からまもなく4年。

原作では2015年の完結から3年が経とうとしている中、こんなにも多くの方に見て戴き、

作品を知っていただき、ファンとして純粋に嬉しいです。

購入して下さった方の中には「一目惚れで思わず買ってしまった」と声を掛けて下さった方もいて、

作品に出合う機会がこうやって作れたとしたら、ファンも版元さんとしても、

お互いによい結果なのかなと思います。

ブルーレイ全5巻、ブルーレイBOX、原作全10巻はAmazonさんなどでも購入できるので、

ぜひそちらもお願いしますm(__)m

 

 

うか様の制作方については、ステップを追って次の記事から連載していきます。

ご興味のある方は、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

最後になりましたが、原型のまさき様・イラストの照弓様・彩色のガレージキット製作代行社様。

複製のR.C.ベルグ様・鳥居を監修してくださった伏見稲荷の稲青会様。

よしだもろへ先生をはじめとする関係者の皆様。

本当にありがとうございました。

この場を借りて、深く御礼申し上げます。

 

ポストカードに使った写真は、伏見稲荷大社様のご厚意で撮影させていただきました。

本当にありがとうございました。

 

※写真の無断使用、ならびに販売品のオークション、フリマサイトへの転売を禁止します。

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

あれぐろぶるーです。

 

うか様が無事に版権許諾が戴けたのも束の間、さっそく販売見本とサンプル提出品の製作に取り掛かり…

私の製作分のサンプルはまだもう少しかかりますが、うか様の見本が完成しました!

 

まずはワンダーフェスティバル2018・冬、『EMPTY』の卓番は

7-03-04卓になります!

恐らく、企業と個人ディーラー列に分かれ、そこからさらにホールブロックごとに分かれて入場することになると思います。

毎回の決まりごとですが、最初の10分間『3-4ホール間(やすらぎのモール)』と、『6-7ホール間(いこいのモール)』移動はできません。

EMPTYは7ホールなので、ダイレクトパス入場の方は、間違えないように7・8ホール行きの列に並んで入場して下さいね(←重要)

 

 

おしながき

 

■霧雨魔理沙 『夏の魔女』 …再販、\12,000-

 "KirisameMarisa" 1/8scale Non painted resin cast kit figure

 未塗装・未組立のレジン製ガレージキットです。完成品ではありません。

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:An2A氏(@An2A_WM)

彩色:ガレージキット製作代行社

撮影:あれぐろぶるー

©上海アリス幻楽団

 

 

■うか様 『かみさまのおくりもの』 …新作、\19,000-

 "Uka-no-mitama-no-kami" 1/7scale Non painted resin cast kit figure

 未塗装・未組立のレジン製ガレージキットです。完成品ではありません。

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:照弓(@lililoop)

企画・製作補助:あれぐろぶるー

彩色:ガレージキット製作代行社

撮影:あれぐろぶるー

協力:伏見稲荷稲青会ほか

©2014よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

 

ぜひ、ワンフェスに足を運んでいただき、ご覧になっていただけると嬉しいです!

よろしくお願いしますm(__)m

 

「ワンダーフェスティバル2018・冬」までもうすぐ1か月。

久々の更新になりましたが、この度、版元のKADOKAWA様より“うか様”の版権許諾を戴くことができました。

KADOKAWA様、原作者のよしだもろへ様、関係者の皆様。

お忙しい中、申請に対する審査をしていただき、素敵な回答を戴きまして本当にありがとうございました。

この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。

 

 

よって、EMPTYで発売させていただくガレージキットは、予定していた2品になります。

 

ワンダーフェスティバル2018・冬

開催日:2018年2月18日(日)

場所:幕張メッセ(千葉県)

※ダイレクトパス抽選受付が既に始まっています。

※入場には別途ガイドブックが必要です。

 

【新作】

「いなり、こんこん、恋いろは。」より、うか様(宇迦之御魂神)

タイトル:『かみさまのおくりもの』

価格:19,000円

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:照弓(@lililoop)

企画・製作:あれぐろぶるー(@allegro__blue)

©2014 よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会

 

[仕様]

1/7スケール ホワイトレジンキャスト製 未塗装・未組立ガレージキット(一部クリアレジンキャスト)

 ・内容物:本体(全59パーツ、未塗装・未組立)、パッケージ箱、説明書、完成見本ポストカード

 ・組立後のサイズ:約300mm

 ・パッケージサイズ:200mm×200mm×180mm、ラベル印刷

 ・複製:R.C.ベルグ様

 

 

【再版】

「東方Project」より、霧雨魔理沙

タイトル:『夏の魔女』

価格:12,000円

原型:まさき(@zooooooooooted)

イラスト:An2A氏(@An2A_WM)

彩色:ガレージキット製作代行社

©上海アリス幻楽団

 

[仕様]

1/8スケール ホワイトレジンキャスト製 未塗装・未組立ガレージキット(一部クリアレジンキャスト)

 ・内容物:本体(全35パーツ、未塗装・未組立)、外箱、説明書

 ・組み立て後サイズ:約208mm

 ・複製:コスモリブレ様

 

以上になります。

製作状況や卓番などについては、随時このブログでお知らせさせていただきます。

宜しくお願いします。