孫の世代まで農地お預かりします | 吉田憲司のブログ

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稲作をやろう・プロジェクト(仮称)

現在、日本の農業においては、後継者問題の話が、どこにいっても耳に入ってきます。


農家の跡を継ぐ人がいない。この現在の状況が、実はそろそろチャンスに変わるのではないかと、昨日Uさんとランチを食べながら話しました。


戦後、農業は儲からない仕事になりました。高度経済成長時代を経て、日本社会では企業が大量の雇用を生み出しました。大企業は教育を受けた人材を競って採用しました。


そのような流れの中で、農家の子息達はサラリーマンになっていきました。


しかし、時代の変化と共に、企業の雇用を生み出す力は衰えましたし、農業という仕事が再度重要視されてもいます。そのような時代の先には、もしかしたら帰農という選択肢が一般的になる世の中がやってくるかもしれません。


今、後継者がいない農家を親に持つお父さん、お母さん。ご子息、そしてお孫さんの世代に、農地を残しておいてあげると、もしかするとご子息やお孫さんに大変感謝されるかもしれません。ご子息やお孫さんの時代には、企業の雇用を生み出す力が弱まり、職業選択において就農が有力な選択肢となる可能性も、十分にあるからです。


なんてことを考えました。すると、ある組織(企業 or NPO)が、後継者がいない農家を親に持つお父さん、お母さんから、ご両親がお亡くなりになった際に、農地をお預かりし、それを別の農業を営みたい人に期限付きで貸与し、息子さんやお孫さんが大きくなるまで農地の管理を担当する、というマッチングビジネスも成立しうるのではないか、というアイデアです。


名づけて「孫の世代まで農地お預かりします」ビジネス。祖父から孫へ農業を継承するというアイデアがとてもおもしろいと、Uさんと盛り上がりました。


このアイデア、そのままの形かどうかは分かりませんが、実現しよう、と思いました。