イシャ(1日5回の最後のお祈り)のあと、
「コンヤハハヤメニネヨウ」
「ウドンニシヨウ」
と、言ったのはザウジ。
そうね、うどんならすぐ出来るし。
トマトと大葉を切ってツナと和えたサラダと、フワフワの卵を乗せたうどんをサクッと作って、出来たよー!食べようよー!とザウジを呼ぶと同時に、洗面台の前に居るであろうザウジから、
「テツダッテー」
という声。
うどん伸びちゃうよー!
食べようよー!
と言いながら洗面台へ行ってみると、そこにはバリカンで散髪中のザウジの姿が。
1週間くらい前に2人で頑張って長めの坊主頭みたいに整えたのに、また下の方を刈り上げて、そのビジュアルはまさに
くりまんじゅう!
ちいかわのくりまんじゅう先輩やないかぃ!
うどん伸びちゃうじゃん!!
と、イラッとしつつも
このくりまんじゅうを直さねば!
そこからくりまんじゅう頭の境目をなめらかに整える作業に突入し、くりまんじゅうの境目が自然なグラデーションになる頃には、うどんは汁を吸いまくり、団子状態に…。
ザウジがシャワーを浴びる間に散らかった髪の毛を掃除して、やっと落ち着いて2人で座った時、そこにはぬるく固まったうどん。そしてトマトから水分が出てびちゃびちゃになったサラダ。
日本語をアラビア語に翻訳しながら、うどんとは!と、麺類についての説明と、散髪は計画的に!と、お説教をしたのでした。
ザウジは「オイシイ」と食べていましたが、出来上がりから数10分放置されたうどんを美味しいとは思えず…。
観念のリリースをすればこれもまた美味しく感じられるのでしょうか?(笑)
くりまんじゅう頭のビジュアルと、うどんが出来上がった瞬間であるというタイミングの二重の衝撃に打ちのめされた夜でした。