京都2日目、朝食後に清水寺に参拝してからお宿に預けた荷物を受け取り出発!

 

とにもかくにも早めに昼食を済ませたくて色々歩いたもののこれと言ったものがなかなか見つからず。

かなりクタクタになったところで滑り込んだラーメン屋。

 

 

私と息子は溜まり醤油ラーメンをチョイス。

 

京都の醤油ラーメンって黒いよね。

そんで叉焼が薄い。

僅かに甘みがあって見た目ほどしょっぱくないのが良し^^

 

でもまぁ、それほど印象に残る味でもなく。

次に京都に行くときにはせっかくなので人気店に行ってみたいところ!

 

二条城のあとに京都御所も見たかったのだけど全然時間が足りなくて二条城だけでも駆け足で見学。

何故ならこの日のお宿は貴船で、「国際会館前」から「貴船口」へのバスの本数は少ないので15:15に乗ると決めていたのです。

電車を乗り継いで移動して、無事にバスに乗車。

25分ほどの道のりで寝てしまうかと思ったけど知らない土地の景色って見てて飽きないのでがっつり起きてました。

 

貴船口のバス停ではすでにお宿から迎えの車が待っていてくれました!

 

こちらが本日のお宿!

 

めちゃくちゃいい雰囲気の外観!

本館別館?と向かい合わせになっていて、これは貴船神社の鳥居の目の前からの写真。

チェックインの前に貴船神社と周囲をさらっと散歩。

 

美しい貴船川!

 

お部屋はグレードアップ和室にしました。

 

広くは無いけど落ちつく和室。

そして何と言っても・・・

 

眼下に流れる川の音が素敵。

雨が降って来て水量が増えてザーザー流れてたけど全然耳障りじゃない。

 

温泉宿じゃないのでお風呂は大きくなくて室内のみ。

それでもクタクタの足を伸ばして湯船に浸かれるのはこの上なく気持ちよかったです。

誰とも一緒にならなかったのもラッキー!

 

お待ちかねの夕食は宿泊とは別の個室で。

私がこの宿を選んだのは美味しい川魚料理を頂けること^^

期待をはるかに超える素晴らしい料理の数々を堪能しました!

 

八寸

 

アフタヌーンティーみたいで洒落てる!

一番上は鰻の押寿司、真ん中は鯉の糸造りの山掛け、一番下は筍の木の芽味噌とか卵黄の鱒巻きとか色々。

本当に全部一つ一つが感激するほど美味しくて。

 

椀物

 

大好きな若竹!!出汁の美味しさに嬉しくなります。

筍の食べ方で一番好きだからニヤニヤが止まらん(笑)

 

お造り

 

思わず夫婦で「わああ~」と声が出てしまった綺麗な鯉の薄造り。

真ん中には鱒と鰻の白焼き、筍と薬味類。

 

こんな幸せってある?って気持ちにさせてくれる一皿。

1人にこんなにたっぷりって凄い。

大人とは食事内容が違う息子(ギリギリ小学生料金)に分けても十分楽しめる。

 

炊き合わせ

 

右の道明寺みたいなのは鱒にもち米、真ん中に湯葉巻き、左は鰻の下にゴボウと何かのすり身を重ねてるのかな?

お刺身をたっぷり頂いた後は温かい料理が染みるね。

素材は勿論出汁がとにかく美味しい京都の料理。

 

油物は天ぷら

 

お魚はアマゴだそうで。

こごみ、はじかみ、大葉に、鱒は茄子のはさみ揚げになっていて、左には鰻をパンで巻いて海苔で結んだ変わり揚げ。

素材がいいのも嬉しいけどこういう遊び心がある料理も楽しい。

 

焼物

 

岩魚の塩焼き、身がフワッフワ!

化粧塩をしてある尾ヒレ以外丸かじり出来る贅沢。

一番楽しみにしてた顔部分は息子に譲りました・・・優しい母なので(笑)

 

茶碗蒸し

 

細長い器だけど茶碗蒸し、何とここにも鰻が入っている。

上にはワカメと木の芽。

茶碗蒸しも私の大好物なので本当にここの料理のラインナップ最高。

 

止め肴

 

うざく。

酢の物まで贅沢すぎて酒呑み泣かせだよね。

最後まで進んじゃう。

 

で、この後に炊き込みご飯とお味噌汁と香の物、果物が出て終了。

最初から最後まで感激しっぱなしでした。

後で考えたら、お肉って最初の八寸の合鴨一口だけであとはお魚と野菜だったけどすごい満足感。

お酒は300mlを食事と一緒に2本、部屋で吞むためにもう1本頂きました。

 

部屋に戻るとすでに布団が敷かれていていました。

広縁で川の音を聞きながらのんびりお酒を楽しむ時間もまた贅沢の極み。

 

もっと若い頃は、旅先では早く寝たら損だと思ってたし0時過ぎに再度お風呂に行ったりとかしてたけど。

40代になって・・・というかもう少し前から「翌朝に少しでも回復していたい」と思うようになりました。

単純に体力が無くなったのと、旅行を「疲れるもの」と思いたくない気持ちもあるのかな。(絶対疲れるんだけど)

なので2日とも23時前には布団に収まりました。

 

眠りそうでウトウトしてる時も目が覚めてぼーっとしてる時も常に川の音が聞こえていい感じ。

ここのお布団も寝心地最高で瞬殺で爆睡、爽やかな目覚めでした。

 

朝食は8時からにしました。

 

和室の小さめの広間で我が家ともう一組(カップル)のみだから静かで良かった。

お隣の和室でも何組かいらっしゃったみたいで声が聞こえていたけど、ギュウギュウに人を詰め込まないのが有難いです。

 

最終日、疲れと酔いを引きずっている自分にはこのくらいの量の朝ごはんが丁度良かった。

後でお味噌汁が配膳されたけどしこたま呑んだ翌日の味噌汁はやっぱりたまらんね。

湯豆腐は前日の三福のほうが美味しかったけど、それでもこっちで普段食べているものとは違うのは分かる。

さすが京都、そもそもの豆腐のレベルがこちらとは別物なのでしょう。

 

息子には鮭が無かったので(小学生料金ゆえ)私のをそのままスライド。

というのもここの出汁巻き卵が多分今までの人生で一番美味しかったんです。

 

卵自体は大好きだけど甘いのは好きじゃないし、シンプルに油で焼いたのを(目玉でも崩したのでも)醤油かけて食べるのが最高だと思ってるし、息子のお弁当に入れる卵焼きはマヨと塩だし。

嫌いでは無いけど別に興味が全くなかった出汁巻きで声出して「美味しい!」と言ったの初めてな気がする。

どれもこれも美味しい幸せな朝ごはんでした。

 

食後しばし休んだり、パパと息子は朝風呂したけど少し早めにチェックアウト。

貴船口まで車で送って下さり、美味しい料理とおもてなしに感謝を伝えてお別れしました。

 

行きはバスだったので帰りは叡山鉄道で。

宝が池から銀閣寺へバスで向かいました。

銀閣寺への道のりも長い長い坂道で、銀閣寺の中でも階段の上がり下がりが多くて本当に京都観光は体力勝負。

 

お昼ご飯には、うどんの名店に行ってみました。

 

人気店だけど早めに入ったのが良かった。
出るころには行列でした!
 
パパと息子は一番オーソドックスなつけうどんに(パパは全粒粉うどん)、鯖寿司(パパ)と牛しぐれご飯(息子)とわんぱくな注文をしていました。
 
私は温かい汁うどんが好きなので・・・
 
牛しぐれうどんで。
 
京都のうどんは総じて旨いのね。
東京に帰って来ても京都のうどんについて調べまくってるほど美味しかった。
 
このあと一度京都駅に行って三十三間堂まで歩くべくバスに乗ったんだけど、まだまだ色々京都で見たい場所がありすぎるなと痛感。
行きたかったけど色々他を優先して諦めた南禅寺。
デカすぎる鳥居をバスから見て驚いた平安神宮。
時間が無くて諦めた京都御所。
嵐山も行ってみたいしトロッコにも乗りたい。
 
パパが頑張ってくれてるし、私も内職のチリツモがもはやまあまあな金額が溜まってきているし(笑)
もっと積極的に新幹線を使って旅行に行きたいし京都に関しては今年中にもう一度行けたらいいなと考えています。
 
昨年の金沢に続き、最高の思い出になった京都旅行でした!