年末、パパの会社でコロナ感染者が多発しまして。

パパと同じ仕事をしているメンバーは4人なのですがその全員が同時期に陽性になり。

他部署から応援を呼んだらしいですが主にはパパが一人で身体も頭もフル回転で頑張った期間があったのです。

 

そんな訳でパパの部署の外人マネージャーからのご褒美で、家族で豪華にディナーをしておいでとのこと。

費用はマネージャー(会社)持ち!

 

で、選んだお店が外苑前の、礼華 青鸞居。

 

予算が大きすぎてなかなか決められず^^;

ただ、お寿司はよく行く地元の所で満足していて高級系にはあまり興味が無く。

フレンチも高級すぎてアーティスティックすぎるとよく分からなくなりそうだし。

高い所には行ったことが無いジャンルで天ぷらと迷って今回は超高級中華を体験することにしました。

 

1人¥29700のコース(サ別)

人生で一番高いディナーで、今後自腹でこんな額を経験するか分からない初めてのこと!

 

予約ではテーブル席にしたのだけど(個室料金かかるか分からなかったし面倒だったので)個室に案内されました。

 

 

6人席を3人で広々と利用させてくれました。

部屋に入って初めて息子が「うわぁすごい、緊張する!」ろ言い出した(笑)

 

ドリンクは、息子に桃ジュース、私とパパは紹興酒をボトルで(9割私が呑むけど)、中国茶も一緒に。

氷も追加で貰いワイングラスでロックで呑む紹興酒が美味しいっす(笑)

 

メニューです。

 

 

お店で一番高いコース、贅を尽くした内容。

 

アミューズ

 

 

ウドの素揚げ、アヒルの卵の塩漬け、キャビア

ウドは酢味噌和えくらいしか食べたこと無いし、後の珍味は有難がりながら味わいました。

 

 

豪華前菜盛り合わせ

 

 

上段:蒸し海老・ピータン・アワビ

中段:叉焼、フカヒレのゼリー寄せ、金柑のカルダモン風味

下段:クラゲの冷菜、鰤の香味ソース、鶏のピーマンソース

 

ずらっと出てきてテンション上がる!

あれこれ手を出しながら「これ美味しい」「これも美味しい」「これこんな味」とワイワイ食べるのが楽しいね。

一品食べ切ってから次行くか一口ずつ味見してくかとか個性別れてそれも面白い。

個人的には、固そうな外見なのに柔らかすぎる叉焼と、隣の部屋まで聞こえそうなほどシャキシャキ食感が良すぎるクラゲが印象的でした。

これを楽しみながら呑むお酒が楽し過ぎた^^

 

 

山海珍味の壷入蒸スープ

 

 

佛跳牆

中国の高級感物を使ったスープで、名前の由来は「あまりの美味しそうな香りに修行僧ですらお寺の塀を飛び越えて来る」

 

私もTVや雑誌で見たことはあったけど初めての料理。

パパはこれを体験したいがためにこのお店をチョイスしたそう。

 

材料の現物をもって説明もしてくださいました。

数種のドライフルーツ他、干椎茸、干貝柱、干ナマコ、干フカヒレ、高級昆布や、何かの動物のアキレスけんとか、何かの魚の浮袋とか、覚えきれない(笑)

 

とにかく頂こうと姿勢を整える間に、パパが先に一口、こらえきれず笑いだした!

大げさな・・・と思って私も一口、いやー笑ってしまった!

完全に未体験ゾーン、確実に今まで経験したことのない香りと味が沢山。

これはすごいねトンデモないと思うと嬉しくて笑えてしまうのだ。

 

ご褒美ディナーのお店をここにして良かったと心から思える体験になりました。

いつかまた頂きたい!

 

 

北京ダック

 

 

こちら、別注で追加した北京ダック。

有料で追加できるとの事でパパ即決、ご褒美ディナー遠慮なしです^^;

 

 

フカヒレのトリュフソース

 

 

大きい尾びれのフカヒレ煮、3等分に分けて土鍋熱々のトリュフソースで現れました。

元々が大きいからか3等分されてもボリュームが凄いんです。

こんな量のフカヒレ食べる事この先の人生でもう無いかも。

 

ソースの黒い粒粒はもちろんトリュフで香りたっぷりな上に、最後仕上げに卓上で生トリュフを擦ってくれます。

ほろほろと崩れるけど繊維一本ずつは結構しこしこしてるフカヒレ様。

「フカヒレが歯に挟まる」という贅沢な体験もしましたよ(笑)

ソースの美味しさがすさまじいよね、最高の贅沢でした。

 

 

干し鮑

 

 

最高の贅沢が終わらない夜でした(笑)

干し鮑、一人1/2匹。

柔らかく煮られている干し鮑、そして本体よりウマいんじゃないかという戻し汁であろうソース。

付け合わせも最小限のド直球最高級料理。

 

結構呑んでて、しかもこんなレベルになるともうよく分からないけど美味しい貝ですねぇって感じに^^;

すごいものを食べているんだなぁと思いながら有難く頂きました。

でもやはり、本体よりソースが美味しくてスプーン無いからフォークで頑張る、個室で良かった(笑)

 

 

フィレ肉の中華風ステーキ

 

 

これも楽しかったー!

フィレ肉、低温調理してるのかな?ナイフ入れて驚きほどの柔らかさ。

スポンジケーキみたいね。

ソースが「中華だ!」って味と風味でウフフ。

付け合わせに舞茸と、ふきのとうのフリットが春らしくて嬉しかったです。

 

つい最近、息子が「フキノトウって食べてみたいなぁ」と言っていた。

多分外食で天ぷらで食べたことあるけど覚えてないのだろうなと、今度注文しようねと話していたところだった。

「これフキノトウだよ」と教えたら興味津々で楽しんでいた。

感想としては「いい感じ」らしい^^

息子は何でもおいしく食べて好き嫌いがなどころか、好きなものが多い所がいいなと思う。

 

息子はお肉を半分パパに贈呈したけど私はゆーっくりだけど食べ切りました。

美味しかった・・・

 

 

〆には、あさりとセリの炒飯

 

 

量を調節できたので、私と息子はすでに満腹だったので少な目、パパは多めで。

写真はパパの「多め」です。

コース料理だから元々も量が控えめね(笑)

 

語彙力無くってあれですが、めっちゃ美味しい炒飯ってことで!

ゴリゴリに高級食材を頂いてしかも腹パンでもするっと入っていく優しい飯。

 

 

デザートはバニラアイスとアップルの紹興酒煮だっけかな。

 

 

ナッツとカカオが砕いて散らしてあって、これを一緒に頂くのがいいのです。

いつもデザート系は一口食べて男子共にあげるのだけど美味しくて食べ切っちゃった。

 

食後に中国茶か食後お酒が選べたのでパパと息子はお茶、私はお酒のお任せで。

 

デザートワインをチョイスして下さって、呑んだことのないジャンルのお酒が楽しかった。

濃いめで甘めで梅酒みたいな感じ。

結構甘いからパパにも勧めたら気に入って、酔っぱらうのも覚悟なのか大分口に運んでいた。

 

時間制限も無かったので、残った紹興酒を飲みながらゆっくり談笑タイム。

本当に人生で一番贅沢な経験をさせてもらったよ。

パパにがすごく頑張ったからGET出来た機会だけど、パパは「2人のおかげだから」と言ってくれる。

 

個室最高!
 

 

 

素晴らしい思い出の夜をありがとう、パパ。