○きっかけ
私は陶器で有名な益子が好きで、陶器市を含め、年に何回か訪れている。特に、冬の荒涼とした益子の田畑の風景が好きで、そのことを味わうためだけに、この時期になると益子に足を延ばしたくなる。また、冬は人も少ないので、気になりつつもいつも混んでいて入れないカフェに入店できるかもしれない。その期待をこめて益子に馳せ参じることにした。
○Kurutanキッチン
益子駅付近に「ヒジノワcafe&space」という地域コミュニティがある。ここは、築100年の民家を改修し、みんなが集える拠点としてボランティアの方が運営されている。月に何日かはカフェの出典があり、私が訪れた日は「Kurutanキッチン」さんの出店日だった。
ワンプレートにたくさんの副菜が盛られた、ヘルシーで豪華なガパオライスランチ。副菜の種類がたくさんあるにも関わらず、それぞれが素材の味を活かした調理をされているので、飽きることがあない。特に、スープ好きの私にはゴボウのポタージュが絶品だった。また、ほんのりピンクのスープカップもかわいい。
すてきなカフェランチを堪能することができ、満足だった。kurutanキッチンさんは月に2回ほどヒジノワに出店されているようなので、また機会を伺って訪れたい。
○陶器の街へ
先程のスープカップに一目ぼれしてしまった私は、共販センター前のお店を一軒、一軒巡りスープカップを躍起になって探す。しかし、お気に入りを見つけることはできなった。
○ほっとるーむ けやき
寒空の中を探し回ったので、「ほっとるーむ けやき」でしばしお茶休憩。こちらでは益子焼の陶器でコーヒーをいただくことができる。しかし、なんといってもこちらの水出しコーヒーはすっきりとした味わいで絶品。私はカフェオレにしていただいた。
どうしてもスープカップを諦めきれない私は電話でお店に問い合わせるも、益子で購入した器ではなかったそうだ。
○道の駅ましこ
帰りに道の駅ましこでお買い物。農作物やハンドメイド作品が販売されているマルシェ、地の食材を活かしたレストランともに大賑わいであった。主人はロウバイとツバキの生花をお安くGET。帰りの車の中が甘い旅の香りに包まれた。
○ふりかえり
今回念願のカフェで美味しいランチをいただくことができ、とても満足だった。益子の旅の帰り道では、「次に来た時は・・・」といつも考える。益子は、そんなふうにわくわくの尽きない、すてきな場所なのだと思う。