○きっかけ

 最近私は着物・ほうじ茶・チャイにハマっている。コロナ禍以降、久しく東京には行っていない。しかし、地元にはない珍しいものを求めて浅草に日帰り旅行をしたくなった。

 

○電車について

 当方の在住地域にはスペーシアが通っているので、課金をしてより快適な列車の旅を満喫。昔は特急しもつけなるものがあって便利だったのだが、こちらはなくなっていた。

 東京では一日フリー切符を購入。あまり遠くまではいかなかったけれど、これは便利。

 

○着物

 まず、浅草についたら周りが着物を着ている人ばかりなのに驚く。街歩きように着つけてくれるお店があるらしい。私は自分なりの方法で着物を着ることはできるのだが、遠方まで着ていくのは心配なのでこのサービスを利用してもいいかもと思った。

 浅草や、一足伸ばして日暮里にはリーズナブルに着物や和装小物を購入できるお店がある。しかし、今回は年末だったのでお休みのところが多かった。

 

○ほうじ茶

 浅草の雷一茶へ。ほうじ茶目当てできたものの和紅茶ラテがすごく気になり、こちらを購入。渋みの少ない和紅茶に牛乳のまろやかさがマッチしていてとても美味だった。肝心のほうじ茶なのだが、お土産用の茶葉とチョコを購入。ほうじ茶のこうばしさがチョコの甘みとよく合っていて美味しかった。予約をすればお抹茶体験もできるそうなので、いつかまた訪れたい。

 

○チャイ

 お茶好きの私ははしごをしてチャイを堪能しにいく。コバチチャイというカフェで’シルク’というチャイを注文。寒空の中歩いたおかげで、チャイのスパイシーな香りが全身をかけめぐるような心地がした。一緒に頼んだお砂糖こてこてにまぶされたチュロスの美味しいこと、美味しいこと…。チュロスはスペイン料理でチャイはインドのお茶なのに旧知の友のようにマッチするなあと、広い世界にしょうもない思いを馳せた。

 

○ふりかえり

 久々の浅草を朝から晩まで満喫することができた。冬は寒くて旅行も億劫だが、だからこそ美味しいものに出会えた時の感動は一入である。

 東京には七宝焼き体験ができるお店もあるそうなので、いつかそこを訪れて自作の帯どめを作ってみたいものだ。