こんにちは、太極拳の先生イナミです⟡.*
先日ある生徒さんが
太極拳が楽しいかと聞かれると、楽しいかは分からない
と言っていました
それを言われて
私は嬉しく思いました
私にもその気持ち、よく分かるんです
彼は本気で太極拳に取り組んでいるメンバーの1人
上を目指して
日々をそれに費やしています
取り組んでいるものに対して
"楽しまなければならない"
というような
世の中の風潮があるように思います
周りの方から見ると
楽しくないのに何故やってるの?
と思ったりするかもしれませんね
でも楽しむだけが全てではないと思うんです
本気でやってるものって
楽しいとかいう感情がない
そもそも集中してるので
ただひたすら言われたことをやる、それだけ
もちろん楽しめたら1番だと思います
ただ、楽しむ以外にも
実はたくさんの感情がある
趣味ではとどまらない
"本気"のものに対しては
ただひたすら集中して
先生から言われたことをこなし
自分でも考えて実行して
楽しいなんて感じる暇もなく
ただただ突き進む
そんな風に過ごしていると
いつの間にか自分でも気づかないうちに
すごい人になっているんです
人から憧れられるような
カッコイイ人になってる
結果も伴ってくる
そのときになって初めて
後ろを振り返った時に感じる
自分が歩いてきた道が
大変だったけど 色々あったけど
なんやかんや楽しかったな、と
頑張っていくつもの壁を乗り越えた経験て
かけがえのないものだと思います
なにか無謀と思われることに挑戦して
悩んで苦しんで
折れそうになっても這い上がって
そうすれば一皮も二皮もむけて輝く人になる
特に大人になってから
そんな経験できるって幸せなことだと思います
そんな相談をされて
久しぶりにその感情を思い出しました
楽しむだけが全てじゃない
そんなことよりも一つのことに集中して
一心不乱に本気で取り組んでみることの方が
よっぽど素敵で貴重な経験になる
そう思うんです