8月6日は「広島平和記念日」
1945(昭和20)年8月6日の8時15分
広島市内に原子爆弾が投下された
歴史的な悲劇の日であり
犠牲者の霊を慰めるとともに
世界平和を啓発する日
最近は黙祷のアナウンスも流れなくなったが
「はだしのゲン」が学級文庫にあった世代だ
当然、毎年気になる…
でも、数年前に広島県に移住してきて
原爆教育が広島県民には根付いてることに
びっくりした
これってすごく大事なこと!
語り継がないと忘れちゃう
そして、また繰り返される…
実は、私、歴史専攻なので
人類史上こんなに争いのない時代が続いてるのは
奇跡だと思ってる
江戸幕府くらい続くには鎖国しないと無理!
しかも
ポピュリズムが世界的な潮流となっている昨今
改めて平和って、なんだろう
と言う問いが湧いてくる
戦争の記憶を直接知らない世代の私たちが、
それでも何かを受け継いでいくとすれば——
「当たり前を大切にすること」
じゃないかな?
小さい頃は
「戦争がない=平和」
だと思っていた
でも大人になると、
それだけじゃ足りないような気がする
争いがない
爆弾が落ちてこない
それはもちろん「平和」の大前提
近年、それすらも危うい地域も
たくさんあることは十分わかっているし
とても胸が痛いこと
ただ、現代の日本において
自分らしく笑えて、ごはんを食べて、
明日の予定が立てられる
そんな「なんてことない日常」が
ちゃんと続いていくことも、
すごく大切な「平和」のかたちなんじゃないかな?
冷たい水が出る
ごはんが炊ける
エアコンがつく
電車が時間通りに動いている
大切な人と「おはよう」と言い合える
これ全部、
「あって当たり前」じゃない
たった一発の爆弾が、
全部を壊してしまった歴史がある
私たちも
311の時も
コロナの時も
当たり前を保つのが
いかに当たり前じゃないかを痛感している
ある意味
「平和が一瞬で崩れる擬似体験」
だった
「明日がある前提で生きてる」
それは、実はものすごく
「希望に満ちた錯覚」なのかもしれないし
そう思える時代と国に生まれたことに感謝したい
学生自体に仲良くなった
パレスチナ人は今は音信不通
イスラエル人はバスに乗れない
(連結部分に爆弾が仕込まれる事件があったから)
徴兵制のある国も多いし
「平和って何?」
と問われても
正直、
答えなんてわからないし、正解もないと思う
でも
「当たり前の毎日を、ありがたいと思えること」
「誰かに優しくできる余裕があること」
「帰る場所があること」
そういうひとつひとつが平和
それをちゃんと感じて生きていくことが
個人レベルできる
平和の実践
なんじゃないかな?
特別なことは何もしなくても
「今ある日常」にちゃんと目を向けて、感謝して、
「自分なりの平和」
を大切に思う時間を持てたことに感謝したい
皆さんも
日常の小さな、そしては大きな「平和」
大事にしようね
BIGLOVE💕
石破総理のスピーチも評価されているようですが
広島県知事のスピーチが素晴らしかったので
