午前中のNST中、先生が回診にやってきた。
前日より間隔こそ開いたもののまだキューキューとお腹が張る。5分〜7分間隔。
お腹が張ると、ショーツの隙間に指3本は入るんじゃないかってくらいになる。おそろしい張り
張りがくるたび赤ちゃんの心拍が計測できなくなったり、数値が落ちたり。
それがどうしても気になって先生に聞いた。
本当にこんな状態で帰れるんですか？と。
先生は「大丈夫だよ。赤ちゃん動くからずれてるだけじゃない？」と言う。
どうしても心配だからよくモニターの数値見てくださいと懇願する私。
先生「残りたいなら居てもいいんだよ」
帰りたくなくてそんなこと言ってるんじゃなくて、帰っても安全に過ごせるか不安だから聞いてるのに
何回かしつこく聞いたので、先生も見ておくからねとやっと言ってくれた。
そして数分後。「ごめん。やっぱり午後もNSTやってもいいかな。午前中は退院できない」って言いに来た。
悪い予感は当たった。
午後もNSTをして、午前中よりは落ち着きを見せたものの、やはり張っている時に苦しそうなサインを出しているということで入院は継続になった。
正直ほっとした。家には帰りたかったけど。一生帰れないわけではない。
夫はたいそう落ち込んでいたが、今大事なのは赤ちゃんの安全。
夕食後もNST。19時半〜21時頃。
前日眠れなかったためか睡魔に負けて寝てしまう。胎動があったか張りがあったかもよくわからない。とにかく熟睡
22時〜23時くらいまでまたNST
ここも眠くて寝てしまった
ふっと目が覚めた時。
心拍が108と見えた。びっくり！！
死んでしまったらどうしようと思って、背中側をなでなでしながら、頑張ってーと声をかけた。
そしたらいつも見慣れた数値に戻った
よかった。
モニターを外しに来てくれた助産師さんに不安を訴えた。
もう泣かないって思ったのにボロボロと泣いてしまい、
別室でもうちょっとだけモニターしてみよう？って。個室を用意してくれた。
ありがたかった。
赤ちゃんの異変に気がつけるのは自分しかいないし、頻繁にお腹が張るたび苦しめているのではないかと正直怖くてたまらなかった
助産師さんは一緒にお腹をなでながら、
「この世で今一番大切な人だもの。不安に思って当然だ」と寄り添ってくれた。
ありがたかった。赤ちゃんもポコポコと動いてくれた。
真夜中だったけど、赤ちゃんの心拍も安定してきてちょっと安心した。
そして眠りにつけた。