24.09/10 第1回山田たかお杯伊那招待卓球大会 | 田舎のあれこれ

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信濃毎日新聞が「笑点」の座布団運びでも活躍する

山田たかお氏が名誉大会長を務める

「第1回山田たかお杯伊那招待卓球大会」が

9月8日に伊那市で開催されたことを報じた

 

 卓球好きのコメディアンでテレビ番組「笑点」の座布団の運び役で知られる山田たかおさん(68)が名誉大会長を務める「第1回山田たかお杯伊那招待卓球大会」が8日、伊那市ロジテックアリーナで開かれた。主催した市スポーツ協会卓球部の部長、斎藤浩明さん(62)=同市狐島=が親交のある山田さんに呼びかけて実現。競技人口の拡大を目指す大会で、上伊那地域の小学生から70代まで約80人が参加した。山田さんも出場して大会を盛り上げた。

 山田さんと斎藤さんは約20年前、40歳以上の選手が出場できる国際大会「世界ベテラン卓球選手権大会」で対戦して以来の縁。2人はブラジルや中国などで開かれた同大会で、4大会連続でダブルスを組むなど交流が続いているという。

 この日も2人はダブルスを組んで出場。初戦でともに21歳の小島颯太さん・細井亮佑さんペア(駒ケ根クラブ)と対戦した。「楽しくやりたい」と意気込んでいた山田さんは、時折鋭い球を打ち込んだものの、0対3で敗戦。「21歳と68歳じゃ違うよ。負けました」と相手ペアをたたえていた。

 大会は男女のシングルスとダブルスで戦い、優勝した人・ペアには、笑点風に山田さんが用意した座布団が贈られた。全国大会で実績を残している横浜隼人高(神奈川県)出身の女子選手2人も招待した。斎藤さんは「卓球の競技人口は減少傾向。大会を来年以降も続けて、仲間を増やしていきたい」と話していた。