23.01/25 飯田を中心とせる下伊那名所大観 | 田舎のあれこれ

田舎のあれこれ

信州信濃の「田舎のあれこれ」

飯田を中心とせる下伊那名所大観の表紙と

裏面左末尾

裏面の通信欄へお手紙書いて切手を貼って

郵便で送ることができる

この天竜川と天竜峡の絵が封筒の表裏になる

 

裏面左末尾

この「飯田を中心とせる下伊那名所大観」は

通信欄に矢作水力株式会社の概要と

水力発電所が印刷されている

一般的な「飯田を中心とせる下伊那名所大観」は次のもの

通信欄の縦線がページ一杯に印刷されている

 

 

金子常光の鳥瞰図

泰阜発電所のゴム印が押されている

泰阜発電所の完成が昭和11年1月

 

1936(昭和11)年ころ矢作水力株式が発行した

「泰阜発電所竣工写真」より何枚か引用する

泰阜発電所全景

サージタンクの手前を三信鉄道、今の飯田線が走っている

その左手の方、ダムの手前にトンネルが見える

堰堤は高さ50.85m 堤頂143.23m

発電所建屋

使用水量最大178.08㎥/S 有効落差36.00m

発電機16,500kVA 常用3台 予備兼特殊用1台

 

これに合わせて泰阜日進間送電線路が建設された

亘長は86.37km 

交流3相3線式 2回線

電圧154kV