22.09/11 今尾恵介氏「地図から信州が見えてくる」講演会 岡谷 笠原書店 | 田舎のあれこれ

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信州信濃の「田舎のあれこれ」

地図鉄道好きにはたまらない講演会がありました

岡谷市笠原書店さんが

「ふるさとブックフェアin岡谷 

イベント第2弾 

『地図から信州が見えてくる』 

地図研究の第一人者 

今尾恵介さん講演会を開催します」

と銘打って講演会を開催してくれました

 

信濃毎日新聞さんが

「ふるさとブックフェアin岡谷」を笠原書店さんで開くについて

関連して

今尾恵介氏の講演会が実現したもの

 

 

 

岡谷市 笠原書店さん

ブックフェアと

今尾恵介氏の講演会を告げる

店頭のデイスプレイ

信濃毎日新聞の出版サイト

「信毎 本のweb」連載記事が書籍化

「地図から信州が見えてくる」

地図研究家の今尾恵介さんが自らのコレクションから

時代の変遷を読み解く。

 

この本の中から主なポイントをお話ししつつ

地図少年だったこと

 

地名の上・下が川の上流下流から地名に繋がっていること

かっての黎明期の地図は等高線がエイヤーっっていう時代もあったこと

地名のこと標高のこと

自治体が発行した地図のこと

等などイチイチうなずいて聴いていました

 

製作年代が分からない地図を

そこに描かれているものから

考えていくと1~2年の範囲で印刷年が分かるなど

まさにその通り!

で、それを考えることがおもしろい

全く同じことをしているのだ

 

質問コーナーが設けられ

地図地名など或いは郷土史家が深い質問を

アイヌ語と地名イントネーション

茅野の語源・・・など

深い話に丁寧に応えて観えました

 

だいたい地名など想像したって

何でこの名が付いたか分からないことがイッパイ

「糸魚川」だって諸説紛々

 

山と川の名もいろいろある

山を観ている方向によって名が違うのが当たり前

読み方だって同じ方向から観ていて違うのだから

風越山は「カザコシヤマ」いやいや「フウエツサン」

 

川の名でも場所によって名を変える

信濃川、千曲川これの支流には犀川はじめ多くの河川が合流して千曲川信濃川になっていく

 

先生もおっしゃっていましたが

河川は河川法で管理されているから名が決まっている

一級河川二級河川

 

中井が栗沢川になる

井水が河川い変わっていく始点も管理されている

 

 

そして

9月29日発刊の

小学館「日本鉄道大地図館」のPRも忘れずにされました

監修と言いながら主に執筆したなどのことを交え

掲載されている資料などから49,800円は決してお高くない!

とお話しされました

企画が成ったのは2020年とお聞きしたと思います

 

そしてサイン会ではいただいてきました

鉄道記号を長く書いて郵便局学校針葉樹などの地図記号を添え

為書きも書いていただいて

お宝ができました!