障害のある人たちが働く事業所です。
働く意欲のある障害者を受け入れ、訓練や作業を通じて、一般の企業への就労などを支援するのが目的です。
社会福祉法人 明日佳 小野寺眞悟理事長
「いかに適した仕事をしてもらうかということ。
そうすることで、どんどん能力を発揮できる。
そして成長してもらうことが一番。」
ところが、障害者を支援する事業で今、不正が相次いで発覚しています。
去年(2013年)5月、障害者数十人を受け入れてリサイクル事業を行っていた仙台市の会社が給付金を不正に受け取り、指定を取り消されました。
元従業員は給付金の元となる利用日数の水増しを指示されたと言います。
元従業員
「実質の利用日数、10日だったものを14日にしてとか、利用したことにしてとか、指示を受けていた。」
さらに、利用日数をかせぐために事業とは関係のない、無駄な作業をさせることもあったと言います。
元従業員
「折り鶴ですね。
折り紙を買ってきて折らせるが、延々折るだけなので、実質、その、お金にならない仕事っていうんですかね。
いかに仕事がない状態でも来てもらえるか。」
「障害者のためにという意識は?」
元従業員
「まったく感じなかった。」
核心:福祉が食いものに