とある雑誌で20年前
浜錦は中国産の高頭パールと水泡眼を交配した金魚である。
と書いてあった。
それが浜錦のルーツであると。
ところが最近では水泡眼との交配ではなく
高頭パールを選別育成されたものが浜錦であると
書き直してある！！！
この業界は本当に適当である。
らんちゅうを選別してもらんちゅうである。
高頭パールをいくら選別しても
良い高頭パールしか生まれないものを
それが新種の「浜錦」が生まれたと、
こういうことをまかりとおしている。
素人は「高頭パール」より「浜錦」が好きである。
いや日本人は？との問いが正しいかもしれない。
中国産の高頭パールを見てもらいたい。
日本が誇る「浜錦」よりずっと素晴らしい個体が
うじゃうじゃいる。
日本に浜錦高頭パールの熱心な愛好家は
どれだけいるだろうか？
これだけ素晴らしい金魚なのに
人気がでないのは日本の売り方に問題があったのではないだろうか。
確かにパール鱗は好き嫌いが分かれるところであるが
ピンポンパールには熱烈なファンがいる。
これからの愛好家に選択肢をもうひとつ増やし
この金魚を飼育してもらい
後世までこの金魚を見てみたいと思う。
もっと愛好家が増えて
正しい認識ができることが望まれる。
これから２０年後、
また表記が変わってたりして。