万引きをきっかけに考えた、親としての向き合い方

先日息子が一緒に万引きをしてしまったお友達のご両親が、

昨日我が家まで謝りに来てくれました。

 

理由は、「万引きに誘ったのはうちの子だった」と分かったからだそうです。

 

とても丁寧に謝ってくださって、
でもその場ではうまく言葉が出てこなくて、わたしは
「こちらこそすみませんでした。お互い様というか…」みたいな返ししかできませんでした悲しい

 

誰が誘ったかじゃなくて、「一緒にやった」こと

確かに、最初にお店に行こうと誘ったのはお友達だったかもしれません。


でも、息子も「これはダメなこと」と分かっていたはず。
それでも一緒にやってしまった。

 

だから、私としては“同罪”だと思っていて、
「誘われたから仕方ない」とは思っていません。

 

だから本当は、
「うちの子も断ったり止めたりせずに一緒に行ってしまったので、うちの子も悪かったです」
そう伝えるべきだったなぁと、帰られたあとに反省しました。

 

咄嗟に対応するのって難しい…

 

叱る?話す?親の姿勢もそれぞれ

そのご両親は「とてもきつく叱りました」とおっしゃっていました。


一方、我が家は「話して理解してもらう」ことを重視しています。

 

でも、なんだかその違いについて、
「うちは甘かったんじゃないかな…」なんて不安にもなったり。

 

自分なりに悩んで考えて、そして深刻に受け止めるように伝えているつもり

ではあるけれど、本当に伝わっているのだろうか…なんて思ったり。

 

後から息子に聞いた話では、お友達はそのあと丸坊主にされたそうです。
 

本当にそれが理由かはわからないけど、
家庭によって、子どもへの向き合い方ってこんなに違うんやなって、改めて思いました。

 

「また遊んでください」と言われて…

ご両親が帰るときに、
「またよかったら遊んでください」と言われて、
私はとっさに「もちろんです!子どものことなので」と返しました。

 

でもこれも、軽すぎたかなって思ってしまいました。
家まで来てくださったのに、
もっと「今回のことは親として重く受け止めているけれど、もちろんこれからも仲良くしてください」

という気持ちが伝わる返しができたら良かったなって…。

 

わたし、本当にこういう“その場の会話”が苦手なんです。
後から「もっとこう言えばよかった…」って考えてしまうタイプ。

 

自分の軸を、信じてみたい

人と話すたびに、他の家庭の考えを知るたびに、
「うちのやり方、これでいいのかな」ってグラグラしてしまいます。

 

でも、私はやっぱり、
“怒られたから反省する”じゃなくて、“自分が悪かった”と心から思えるように育てたい。
そう思っています。

 

そのために大事にしたいのは、
何かあったときにちゃんと子どもが話してくれるような、そんな関係。
 

その土台があれば、失敗しても一緒に向き合っていけるって、信じたいんです。

 

おわりに。

まとまらない気持ちを、ここに綴りました。

 

「こうすべき」がないからこそ、迷って当たり前。
でも、子どもとちゃんと向き合いたいと思ってる限り、大丈夫って信じたい。

 

この出来事を通して、またひとつ、親として考えることが増えました。
…いや、きっと、これからもずっと増え続けるんだろうなぁ。笑