ここ数年、夫がイベント毎にプレゼントをくれるようになった。
何かやましい気持ちがあるのか分からないけど、少し嬉しかった。
私はミニマリストではないけれど、あまりモノを増やしたくないし、自分が欲しいものでなかった時にも貰ってしまうと処分も出来ないし、使わないといけないというプレッシャーに駆られるから、プレゼントを貰うことは少し苦手な方かもしれない。
そんな私でも、消耗品は嬉しかった。
例えば、自分では買わないちょっと良いバスソルトや、毎日使えるフェイスパックなど、なかなか気が利くなと思って、喜んで使っていた。
でも、少しずつプレゼントすることに自信をつけた夫は、ロフトで今話題のモノなどをプレゼントしてくれるようになっていった。
サイズの合わない着圧レギンス、健康に良いサンダル…
高価なものと知らなったけれど、後から調べてみると10,000円近くして驚いた!
そして、今回は流行っているのかもよくわからないし、なぜそれを選んだのか分からないベストをくれた。
欲しがっていた訳でもないし、そんなに着ているようなテイストでもない。
誕生日の少し前に何が欲しいかと聞かれたので、本当に何もいらないと伝えたはずなのに。
そして、夫は私のプレゼントを買う時に、家計で購入する。
服を買うことを我慢していたのに、モノを増やしたくないのに、欲しくもなかった服をもらった。
すごくモヤモヤした。
それでも、夫が私のために考えて買ってくれたのだから、要らないなんて言ってはいけない。そう心に誓った…はずだった。
他の無駄遣いがわかり、家計管理の話からモヤモヤした私はついに言ってしまった。
本当に、誕生日プレゼントは要らない、そう伝えたでしょうと。
なんて可愛くない妻だろう。私が夫ならせっかく買ったのに怒られて、愛想もつかすだろうと思った。