決勝トーナメントは予選のリーグ戦と違い
一敗でもすれば即・・・敗退となる・・・
負けが許されない世界なのである！
ここで「津々良」が動いた！
「渡辺（夕貴）さんとはＭさんが合ってる」
そう 「津々良」が発言した！
勝負師であり・・・
幾多の激戦の兵（つわもの）であり、
頂点を幾度も制している、
「津々良」の発言は重くて！大きい！
ペアの息が合わなければ・・・
あんたがこうしなさい！私はこうするから！
などと堂々巡りの空論を言っていても
ラチは開かない・・・
息が合わなければ即、キッパリト・・・
ペアを解消する！
「津々良」の勝負師としての勝負に賭ける
執念に鳥肌が立つ思いだった！
勝負師「津々良」の面目躍如の発言である！
「牧野」も「夕貴」も勿論異論はない！
「夕貴」も「津々良」の気迫に
徐々に自分を取り戻しつつあった！
「Ｍ」の良い面を引き出し
自分が気力を前面に出して戦えば
「Ｍ・夕貴」ペアも充分戦っていける！
私も熱く燃えるものが出てきた・・・
「渡辺（夕貴）さんとはＭさんが合ってる」
この「津々良」の読み通り・・・
その後の・・・
「Ｍ・夕貴」ペアは一敗もすることなく全勝だった！
決勝トーナメント一回戦は
不思議な巡り合わせというか・・・
予選一回戦で戦った
「豊肥クラブＢ」の同一クラブの
一ランク上の「豊肥クラブＡ」チームとなった！
一番「牧野・津々良」ペア
一番 「牧野・津々良」ペア・・・貫禄勝ちでまず一勝
二番 「夕貴・Ｍ」・・・
相手は「曲・古川」さんの女性ペアだった！
「Ｍ」も「夕貴」も緊張感が取れて・・・
落ち着いてきていた
「Ｍ」も老いたるとはいえ歴戦の勇者である！
勝負どころは心得ている
お互いの役割と息が合ってきていた、
一番の「牧野・津々良」ペアに続き
二番でも「夕貴・Ｍ」が勝利し
決勝トーナメント一回戦は
２－０のストレートで突破した！
決勝トーナメントは「宇佐クラブ」予選一位通過なので
シード権がついて一回戦不戦勝の形になるので
実質的には一回戦突破は二回戦突破と同じであり・・・
次は準決勝戦となる！
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