2010年2月21日・・・
私の「真玉歌舞伎保存会」会員になっての
初の新春公演の日
二月の吹く風は・・・
若干の冷たさはあるものの
私の初舞台を祝福するかのように
日差しは眩しく降り注いでいた
１３時に開演だが前座として
カラオケや舞踊があるので
昼前から三々五々・・お客様の姿は見えていた
お昼を過ぎると
「真玉ミニコンサートホール」は超満員にふくれあがった
前座が終わりいよいよ出番である
「馬場会長」の挨拶「市長」の挨拶が終わり
ＭＣ役の「江口」さんが本日の演目とストーリー
役名と氏名を放送開始した・・・
カチが鳴り幕が開く私の三味線が流れる
後半のクライマックス・・
会長の迫真の演技・・・・・
涙を誘う場面である
私が選んだＢＧＭは津軽民謡 「十三（とさ）の砂山」を
更に哀調感を増幅させ・・・
アレンジした曲を用いた・・・
勿論即興である！
繊細な音色を出すため
私の人差し指の爪の真ん中に溝を作り
その溝に三の糸を埋めて押さえて
繊細且つ澄み切った高音のサワリを効かせた
音色を出していた・・・
この爪の溝は津軽三味線奏者なら誰でも知っていて、
やってる技法の一つである、
決して特別な技法ではない！
