「田中角栄」訪中 | なんでも書いちゃってます

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アメリカがクシャミをすれば
日本は風邪をひく・・・

なんとも情けない日本を表している
比喩語である

*********************
1971年7月 キッシンジャーが中国を極秘
訪問することが決まった 

<同盟国の日本に伝えなくていいか>・・・さえ
議論にならなかった

戦後20数年しか経っていない頃の
日本なんて・・アメリカにとっては
その程度の国なのである

翌年1972年2月ニクソン大統領が
中国を訪問した
(世にいうニクソン・ショックである)

アジアの巨大国家中国を日本抜きで
パートナーとして選ぶ動きに出た

なにしろ13億人の民を抱える巨大な
マーケットである・
アメリカが動かぬはずがない

日本抜きでのアメリカの動きは
当然日本政府も把握していた

コンピュター付きブルドーザー
(いわずと知れた田中角栄の
ニックネームである)のエンジンが始動した

しかし 国交の無い中国にどのように
コンタクトをとればいいか・・・
ハタと考え込んでしまった

日本共産党と中国共産党は
最近うまくいってないらしい・・

そこで中国を訪問する
日本社会党書記長「成田知己」


に「毛沢東」宛ての親書を託した

「田中角栄」はアメリカ相手に
一生一代の大博打に出た


中国と国交を結ぶことはイコール
中華民国(台湾)と国交を断絶する
事でもある
これは大問題である

台湾とは国交があり
石原慎太郎をはじめ多くの
自民党の政治家は親台湾派である

ここで あれや これや考えていては
事は運ばない

1972年9月28日
「田中角栄」は北京空港に降り立った
空港には「周恩来首相」が出迎えた

アメリカの頭ごなしに中国を訪問し
「日中国交交渉」を締結してしまった


度肝を抜かれながら激怒した
アメリカ政府は「田中角栄」潰しに出た

CIAを使い「田中角栄」のスキャンダラス
探しを命じた

アメリカの巨大軍需企業「ロッキード社」
(ちなみに自衛隊次期防衛機種のロッキード社
のF35)

が「全日空」に ↓ [L1011トライスター]


を売り込むにあたり代理店の
「丸紅」(丸紅ルート)に
巨大裏工作資金が流れ・・・

その一部が日本政府高官に渡ったとの
情報を掴んだ

アメリカ
「上院外交委員会・多国籍企業小委員会」
通称(チャーチー委員会)の委員長
フランク・フォレスター・チャーチ3世

は「ロッキード社」のコーチャン副社長を
チャーチー委員会に喚問した

このようなアメリカの動きは
「田中角栄」にも伝わっていた

「わしは 国民の血税を びた一文たりとも
私用に流用したことなど一度も無い
アメリカの巨大軍需企業の賄賂を受けたのが
罪に問われるなら潔く罪を受けよう」

「田中角栄」は「丸紅」の桧山等々の
請託を受け当初決まっていた
ダグラス社から「ロッキード社」の
機種に変更させた

そのお礼に5億円を秘書が受け取り
越山会の金庫に入れた

「田中角栄」は そんな金など
興味はなかった 勿論個人的に
懐に入れるなど ケチな事はしなかった



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