僕らいつも一緒だったよね
1つのもの支えたり抱えたり
寒い日には寄り添ったりして
お互いを温めあったね
それはなんの疑問もない
日常だったんだ

ある日メロディーを僕ら口ずさむ
それで気づいたんだ
生まれた時も
死ぬ時も近い存在だったけど
同じ道は歩けないと気付いたんだ
同じ歌を口ずさむことは許されないんだ


繋ぎあったら
支えられないよね
繋ぎあっても
愛することはできないね
僕らは同じようで
全然違うな
それでもいい
ひとつの歌を2人で紬だそう

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喧嘩するときは隣ではしないし
向かい合った似たもの同士
傷つけあったね
涙を拭くときは近い涙を救って
でも携帯電話触れることが
ないときもあったり

ある日メロディーを僕ら口ずさむ
転がる白黒の上 繋がれし音
形がないものだけど
どうしてこんなに
1つのもの支えることができるんだろう
不思議な気持ちがした


繋ぎあった時
強く願えるね
でも繋ぎあったら
願いを叶えられない
僕らはこんなにも似ているのに
僕らはこんなにも寄り添ってるのに
全然違うな
それだからいい
ひとつの歌を2人で紬だそう

僕らはこんなにも似ているから
僕らはこんなにも支え合えるから
ずっとずっと隣だった
向かい合うことはこれからもないけど
それだから1つを
2人で紬だそう











これは、擬人化した右手と左手のうたです。
ピアノで曲を弾くイメージで書きました。不思議なうたに(^^)
帰り道ふと思ったんです、右手と左手て仲良しだなあって

by.伊南



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