小学生の頃から
詩を書くのが好きでした
そのころから数えると
一体どれほどの詩を書いてきたのでしょう
500か
それとも1000
それともそれ以上か。
ノートに書いたり
日記にしたりもしてたけど
捨ててしまったり
消してしまったものも沢山ある
テストの問題用紙の後ろにかいたり
数学や英語のノートに書いたり
気づかないうちに捨ててしまってるものも
沢山ある。
中学生になって
詩は詞へと変化していった
Aメロ Bメロ サビ 二番 大サビ
その構成を頭の中にいれて
メロディーラインや楽器をイメージして
詞を書くようになった
ただひたすら詞をかいた
心や身体、思考の全てを
詞にしてきた
そうすることが
私の自己表現でした。
そして高校生
私はもう高校生を終えてしまう
大学は生活の一部であった
コトバを勉強したいと思って
信じることのできる進路決定ができた
でも、私はいつだって
詞を見られるのを拒否してきた
自己満足だけで
5年以上詞を書いてきた
学校の友達や家族には勿論
ほとんど詞を見せてこなかった。
評価が嫌だった
ばかにされたくなかった
詞や詩を書いてる人ならいくらでもいる
誰にだって書けるものだから
同じにされたくなくて
私は特別だと思いたくて
詞を書いてきた
ひっそりと。
でも考えてみた
詞を書くことが自己表現だと
私は言った
つまり詞を見せることで
己を見せることができる
理解しにくい私を理解してくれるかもしれない
だから考えた
伊南という架空の人物として
私というリアルと離して書き続けてきた詞を
私というリアルにくっつけてみようかな
と。
何も変わらなかったり
軽蔑する人もいるかもしれない
でも、私は詞をリアルに書きたい
誰かのために書いてきたから
その誰かに直接届けたい
今このブログには全部で300を超える
詞が保存されている
この場所とリアルの私に橋をかけたら
一番手っ取り早く
私をリアルにすることができる
考えてる。
詞を、リアルの存在にしたい。
私は詩ではなく詞を書くのには理由がある
私の偏見ではあるけど
詩は最初から最後まで
単調というか
上がり下がりが緩やかな気がするから。
その分詞をかくとき
私はサビの部分をわかりやすい言葉にするために考えたり
できるだけ7文字で一文を書くようにしている
それを考えて書くことが
私は好きだから。
少し縛られているほうが書きやすいんだ
少しストレスがないと
生きられない感じかな。
詞についてかたってみました
by伊南
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