空はこんなにも高かったものだろうか
記憶はもう既に曖昧で
消えてしまったものを
自分が消えそうなとき求めた
窓辺には近づけないけど
きっとこの場所は高くて
空はどこまでも続いているんだろう
愛してる 誰よりも
そんな言葉を言いかけた
最後まで笑っていてほしかった
愛してる 誰よりも
だから永遠が終わる今
その言葉を最高にできたらな
空の色が変わる頃
僕は僕として溶けてゆく
力強く抱きしめてあげたい
僕は僕として愛してあげたい
ごめんねとサヨナラが混じった最後の涙は
僕はまぶたの後ろで1人で見よう
そして静かに泣こう
空は囲まれた枠の中
いつもちゃんと楽しそうにしていた
羨ましかったんだけど
絶対に口にはしなかった
愛してる 誰よりも
笑あった日常を消し去るのは
僕自身なのだろうけど
愛してる 誰よりも
ずっと愛してる 誰よりも
必ずどこかで出会い直そう
空が闇に包まれる頃
僕は僕として星になるだろう
照らしてあげたい
帰り道にはもう僕はいないから
ありがとうとサヨナラが混じった
最後のキスを
僕はかっこよくしてあげられないよ
空の色が変わる頃
僕は僕として涙を流したい
ずっと守り続けたい
僕は僕として抱きしめたい
ごめんねとサヨナラが混じった最後の涙は
僕を忘れないための
愛だと思ってる
ごめんねとサヨナラが混じった最後の涙を
僕はまぶたの後ろで
1人で見よう
悲しい別れの詩。
男目線です。「君」や「あなた」使ってないところが、初めての試み。
使ってないのに、相手を限定しているのは 日本語マジックだねー
by伊南
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