ねえ本当に欲しかったものは
手に入らなくてよかったのかも知れないね
ねえあの時 背中を向けた影は
僕にとって忘れられない恋だ
追いかけることで
自分を追い詰めた
走っていたはずの両足は
疲れ果てて諦めていた
息を吸ったり瞬きをしたり
前を向いたり足で歩いたり
当たり前みたいに
人を愛することができたら
傷を縫ったり
心の弱さに気づいたり
涙を流したり
しないはずでしょう
それでも僕はこの道を選んだ
ねえ君はいつも笑うときに
僕に嘘をついてたよ
知っていたかは知らないけど
ねえ僕にはまだ君には言えない
たくさんの想いや話があるのに
しがみついては
振り離されて
それでもしがみついて
何度も傷ついてた
泣いてみたり笑ってみたり
怒ったり伝えてみたり
当たり前のことを
僕はできなかったから
これほどまでに
違うものかと自分を
責めた日もあったよ
だからこの道を選んだ
僕にはもう
当たり前に君を
愛することができない
片思いして、付き合えたのに。付き合ったら冷たくされたり突き放されたりギャップが酷くて、それに耐えられずに別れを選んだ。大好きだった、過去の想いと 新しい選択の詩。
タイトルは冷たい恋から、冷恋。
by伊南
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