現実世界から覗き込む
反対に写る向こう側の私
気に入らなくて目を背けたら
私より早く目を背けてた
瞬きする瞬間を
生きてるうちに見てみたくて
向こう側の私に頼んだ
そしたら逆にお願いされた
どっちかが
どっちかなら
こっちが過去で
あっちが未来?
どっちかが
どっちかなら
頷くときに
笑って見せて
終わりのない答えのない
永遠の疑問と遊戯の中で
気がつけばそばに
乾いたケーキと温い珈琲
無限のループを繰り返す
永遠と疑問と存在の上で
ただ時が流れるのを待つ
乾いたケーキと温い珈琲
by伊南
口にはいるまでは、決して主張しないケーキと珈琲。
たとえ乾こうが冷めようがシカトされようが、ただ待ってるケーキと珈琲。
人間の無駄な思考と、なにも考えないものの対称のうた。
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