カーテンが窓の外側に
はためいている
陽が昇る午前の空気に
君と2人でいる
難しいことは嫌いだから
未来の話はナシにしよう
それが最初の約束だった
今が好きかと聞かれて
大きく頷くことができるのは
紛れもなく君が
僕の側にいてくれるから
些細な幸せをいつまでも
分け合おうね、
そんなことは
言わないし求めたりはしない
明日の絶対がないように
愛を紡ぐことはきっと人生の中で
1番に難しいことだから
雲がどこかへ帰って
湿ったアスファルトがぬるい
反射した陽の光に
影を２つ並べている
大切にしていこうね
守りあっていこうね、
そんなことは言わないよ
未来は求めない約束だから
だからこそ分かる今がある
だからこそ気付く君がいる
by伊南
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