冷めかけた
甘いコーヒーの中
砕け散った透明の粒
口に纏わり付く

安心を求めすぎて
気付いたら独りぼっち
笑顔さえ辛いの

どうか思い出して
そのカードは
黒なの 白なの?

迷い込んだ森の中
騙された蔦の中
刺が心に絡まる


ねぇいつまでも
夢の中なんて‥
最後に必ず覚めると
虚しくも信じてる

時計の針が
静かに戻っても
決していい方向には
ならないこと

いつしか
迷い子アリス
騙されたっていい
導く光りを
誰かください