部屋に無残に転がる
愛し合っていた思い出
何の意味もないのに
繰り返しては涙

薄く笑いを浮かべた
その愛しい唇に
手を伸ばし
幻想は消える

一体なんの為に
それはどんな愛を持ち
知っていたのだろうか
誰も知らないのだろうか

一体なんの為に
それはどんな言葉を持ち‥


埋もれた私
死んでいく記憶
鼓動が冷たくなるのは
虚しくも掴めない
その影が

まるで私を弄ぶように
愚かな真似をする
色のない永遠を
無理矢理焼き付けられる‥


一体なんの為に
それはどんな愛を意味し
示したのだろうか
誰が教えたのだろうか

一体なんの為に
それはどんな愛を持ち‥