砕けたものが綺麗だと
君は言っていたよね
星屑を拾う
見上げた丘の上

君が突然何かを
見つけたような仕種で
僕を見据えたまま
抱きしめた

意味のない
恋なら
もう終わりにしよう

愛しくて
だけど欲しがれなくて
また君を突き放す


この前見たテレビだとか
話のすれ違いって
どうにもならないもの
僕らは違いながら生きる

お互い愛している
根拠もないのに
言っていたけど
確かに君がいることが
愛の印


壊されていく
君の温もりで
砕かれてくのは
心だけじゃないね

確かに抱きしめられる
それが愛の印