ありふれた夢は
汚れてる気がした

街の中にいた
雑踏の中にまぎれた
なんでもない
ただの1人

泣くのには
弱すぎる自分
逃げるのには
痛すぎる傷

最後だと
何度言っただろう
口癖のように
行き止まりを選んでる


過ぎた景色も
渡ったコンクリート
なにも変わらない

近い隣は他人だから
孤独でいるしかない

こんな世界で
どうしたら手をつける?
こんな世界で
どうしたら歌える?

疑問も幻想のように
夢は幻のように
いつだって 逸話のように
綺麗に消えていくの