最後なんて必ずしも
美しいわけじゃないと
始まりから知っていた

なのに最後に見た君は
美しく微笑んでいて
今までもその微笑みが
側にあるのなら

君といた場所も
君を抱きしめた風も
今だって覚えている

君と見た景色も
君と抱き合った季節も
今だって巡り来る


会いに行ける場所なら
すぐに会いに行く
君は遠い星屑
一瞬の輝き
絶対消えない光

会いに行ける場所なら
すぐに会いたい
なのに君はいない
同じ匂い同じ景色
1番近いものが違う


君がいた影も
君に言った愛も
今だって側にある

君が見た夢も
君と描いた未来も
今だって側にある