窓の外の雨 眺め
好きな曲を流す

音が消された雨 辿り
会えない気がした今日

それは愛の歌だった
傘の下で
それは恋の歌だった
雲の下で

出ない1歩 伏せて
睨むように前を見る

それは愛の歌だった
雨の中で
小さく歌った覚え
かすかに 頭にある


この雨がやんだら
会いにいけるのに
やみそうにない雨
音もなく降り続く

何も考えないで
流してしまいたい
そんなものが
無数にある


この雨がやんだら
会いに行きたいのに
終りの見えない雨
風が吹き荒れる

何も考えないで
吐いてしまいたい
そんなことが
無数にある