何を期待してるの
後ろ振り返っている
君はそんな人じゃない
自分が1番知ってる

好きだと言われるほど
不安が心を支配して
目線が合わなくなると
急に悲しくなるの


君の後ろ姿
ポケットに入れるクセの
ある長い手も
見間違えたり絶対しない
一瞬でわかるの
遠くにいても


何を期待してるの
君の声が聞こえた途端
あたしの気持ちが
跳びはねたような気がした

好きと言いたいほど
無駄なことを口走り
好きと言いたいほど
距離を離そうとする


君の後ろ姿
鼻にかかる声 全部全部
間違えたり絶対しない
一瞬でわかるの
見えなくたって

君の後ろ姿
ポケットにいれるクセの
ある奇麗な手が
あたしの側に今すぐなんて
変な期待して
自分を叱った