白黒に染まった歩道に
思い出す光景
待っていたよ ずっと
信じていた 今も


出会いを必然と呼ぶなら
あの日私は信じた

息が凍るような日だった

すれ違いを運命に例えるなら
あの日確かに
私は運命に出会った

遠くて 何も 知らなくて
だけど 知ってる気がした
声も好きなものも
名前さえも知らないのに
好きになれたのは


運命を信じた
その瞬間から 恋はきっと
動き出した
その偶然から 愛はきっと

感づきはじめていた
心のどこかで
だから 雪の降る夜の
あの場所は 忘れられない


初めて聞いたはずの声
初めて聞いたはずの名前

だけど 思ってたとおりで
交わした少しの会話と
少し重くなった携帯と
何かを予感した


運命を信じた
あの日から 恋は確かに
偶然を見つけた
あの場所から 愛は必然的に…