恋は突然やってくるもの

そう

突然心の中を君色に染める

それは魔法のごとく。


君は普通に笑ってた


普通の人みたいに

話せないのが傷で

話しかけるのが苦手で

会話も続かないし

かわいくいられない

それがアタシの欠点

だから

君とも話したことなんかなかったし

君は知らないと思ってた

だけど…知ってた

君はアタシの名前も知ってたし

話しかけてくれた


あの場所でのふざけた会話

すごく楽しくて

すごく嬉しかった


…だけど

君が他の人と楽しげに話してると

気になる

なんか溜め息が出る


これは恋?

アタシが探していた恋なの?

まだ分からないけど

君と笑っていたい

そう強く思える。


…伊南、恋したかも