自分の好きな映画やドラマが周りからはそんなに評価が高くなかった時、結構ダメージを受けちゃう。

自分の好きな物を否定されたような気持ちになって、落ち込んじゃうんだろうね。

私の好きな物はみんなが好きであれ、なんてそこまでは思わないけど、評論家ぶって色々語ってあまりいい評価をしない一般人は私はあまり好きじゃない(もちろん人には人の好みがあって、好きな映画苦手な映画があることは理解してるし、それ自体を否定したい訳じゃないの)

たまにあと思うのは、近年であればクリストファー・ノーランだけど、私も昔から大好きだしどの作品も面白いと思っているけど、全てが傑作かと言われればそれは観る手によって違うと思うんだけど、この監督は有名だから、周りが評価しているから、映画好きはすきだから、みたいな理由で、え?この映画好きじゃないの?この監督知らないの?これ知ってたら映画好きだよね、みたいな人も苦手なわけです(伝わるか?)

つまり私は面倒くさい人間。


これって映画やドラマに限ったことではなくて、最近も音楽の関係で似たようなことがあった。

大学生が海外でホールを借りて演奏会をする機会があり、私もそれを聴きに行った。最後の最後は会場全体がスタンディングオベーション拍手喝采、学生たちは泣いてた(私も何故か泣いた)。

きっとコロナ禍でずっと苦しかっただろう、練習を死ぬほどやってきたのだろう、それがこうやって暖かく評価されて嬉しいよねって、勿論演奏も素敵だった。

そんな事があった翌日、会社の上司もその演奏会に行っていたので素敵でしたね、と声をかけてみたら「ん〜、素敵でしたけど正直微妙だったし、スタンディングオベーションされるほどじゃなかったよね。あれって演奏にってよりも色々加味したうえでだよね。まあ場の雰囲気?俺もだから立ったけど。」って笑っていたの。

え〜〜???て感じ、お前って音楽今まで1ミリも携わってないよね?音聞いて違いわかると思っちゃってる?最低〜〜〜!!!

て心の中で叫んじまう。

思ったとしても、言うな!周りもプロと比べてそりゃ劣ることを知ってるし、でもそんなことじゃなくてさ!音楽って心でしょ!!聴覚と視覚と心でしょ!!!!

総じて、自分がその事について長けてなかったり極めきれてない人間のくせに、その事について評論したがる「一般人」が嫌いだ。だってだから一般人なわけで、評論するひとはちゃんと別にいるのだから。

フン!!!!