2013年07月03日 木曜日。
天候は曇り。
風は南東の風、やや強い。
気温は25度。水温未計測だが、感じからすると24度くらい。

先行者が叩いた後にいつもの右岸ポイントに入る。
西日本では大雨の被害が出ているとのこと。
関東では天気が落ち着きを見せない中、被害の報告はまったくない状況。
ここもいつ雨が落ちてくるか・・・という空模様の下での実釣となった。
スタートはポッパーから。
しかし、、、風が強くて釣りにくい。
せっかくいいところにキャストしても、ラインが風で煽られてしまいルアーがドリフトしてしまう。

ベイトの姿もまばらで、トップにイマイチ反応がない。
確認の意味を込めて、久しぶりにワームでボトム周辺のチェックをしてみる。
が、、、こっちも完全に沈黙。
ブルーギルのバイトすらない。
しかし、相変わらずの水色の悪さ。
昨日よりもしかしたら悪いのかもしれない。
日曜日のアオコ発生から、少なくとも今週いっぱいは回復までかかるだろうと思っていたわけだが・・・。
機場下流の水沈囲い石積みエリアをチェックしてみる。
遠目からだとベイトの姿がないように見えたこのポイントも、近くに来て観察してみると、まったくベイトがいないわけではなく、水面下ギリギリというより表層からボトム付近まで万遍なくばらついてさしてきてはいるようだ。
ワームでまったく生命感を感じ取ることが出来なかった。
加えて、ベイトがいるということで、またトップウォーターに照準を絞る。

しばらく釣りをしていると、たまに石積みの内側で大きなもじりが出来ることに気がつく。
よくよく観察していると、それは巨鯉の襲来だった。
といっても、尻尾の大きさからすると60~70センチといったところだろうか。
メーターオーバーも大物もいるフィールドだけに、鯉を狙っている人たちからすれば恐らくアベレージといったところだろう。
独特の金黒色は、
かなりの貫禄を見せつけるに十分な深い良い色をしている。
ここで待望のバイトがあったが、乗せきれず。
その後も沖の石積み手前でバイト・・・やっぱり乗せられない。
雰囲気として、食いに来ているというより様子を見に来てつついている・・・という感じ。
明らかにアグレッシブさに欠けるバスのバイトである。
結局、木曜日はバイトこそあったもののノーフィッシュで撤収となった。
久しぶりのノーフィッシュ・・・坊主である。
ここのところ連日バスの顔を見れていたわけだが、ここに来て失速。
毎日必ず釣れるというわけではないところも、釣りの面白いところなのだ。
それがあるから、次こそは!と、釣り人はいろいろな思いを巡らせて希望をふくらませるのだ。
