2011/09/24(土)快晴 | 兄者新聞 とりとめのない毎日とありふれた日常

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$COPENとXperiaとiPadと暮らす ~素晴らしき物欲ライフ~-2011/09/24

世間では三連休の中日となっております。
茨城県はこんなにも快晴。

昨日「ついに来たか」というニュースが舞い込んできました。
コメ予備検査で500ベクレル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015809271000.html


ひとつ気になるのは、今に始まったことではありませんがこの500ベクレルという数字が持っている意味を知らないままに怖がっている人が多すぎること。
決して見過ぎせない数値であるのは確かですが、地元周辺でも現実問題としてわずかに検出があったというだけで行き場をなくしているお米がたくさんあります。
国の規制値にひっかかれば、当然それは国側の管理のもとで処理されるわけですが、それ以外のものは手当てされるまで相当の時間が必要です。

付け加えますが、白米になると本当にほぼ0になりますよCs137とか。


今現在、福島県もそうですがその隣接県も大きな被害を被っております。
たぶんこの感情みたいなものは、この地にいる者以外にはなかなか理解出来ないものと思ってますが。
ただ、自分はこの場を借りて言いたいのは、自分が住んでいるところはまったく違う地域だから関係ないな・・・とか思わないで欲しいということです。
世界地図で見れば一目瞭然ですが、日本なんて国は本当にちっぽけな島国です。
そのちっぽけな島国の中の出来事で、わずかばかりの国民がどうこうしている必要はないと思うわけです。
むしろ助けあうべき時代が今だと思いますが、実際はそうカンタンな問題ではないこともここ数ヶ月で分かってきています。

報道などでは「絆」だとか「助けあい」だとかいう見出しで上辺だけの美談をまとめる。
俗にいう「えくぼ記事」でどの新聞もかなり賑わっている状況。
でも、そういう人が全部じゃないのはみんなが知っていることだと思います。
ある日突然、家がなくなり家族を失い、途方に暮れる人々がそんなに簡単に笑顔になれるはずはない。
その笑顔をもし実現できる唯一の材料があるなら、まさしく前記した「絆」であり「助けあい」ではないかと思うのですが、これが本当にチープなところでバランスしてる国なんだなと最近よく思います。

幸いにして、ここで知り合った方や以前からのネットでの付き合いで知り合った方の多くはその上辺だけではなく、前回の意見で正直な意見をくれる方ばかりで嬉しい限りです^^
こういうのが本当の「絆」であり、繋がっていてよかったなと思えたりします。
口先で、ブログの記事上の上で適当で当たり障りのないことを言うのはさほど難しいことではないです。
が、そこで正直な気持ちを書き込んでくれるというのは、その内容などうであれ心うたれるものがあります。

あらためて、この場を借りて有難うと言いたい。

話しがかなり重くなりましたが、悲観的なことばかり言っていても始まらない現状に立たされている自分です。
出来ることを、日々やっていくしかないなと思いますね♪
どうしても茨城のコメを食べてください!とは言いません。
コメに限らず野菜にしても他の農産物にしても同じ。
って、商売しているのにこんなことを言ってはマズイのでしょうけどw

でも、人にはそれぞれ考えがあり理性があり、それに従って生きている。
本当は嫌なものを口にして、おいしいなんて思えるはずはないのだから。
やりにくい時代に突入しましたが、ま・・・なんとかやっていきます♪