多くの人を暴走させる「不安」について考える。 | 兄者新聞 とりとめのない毎日とありふれた日常

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各地で発生しているガソリンの不足。
食品の買占め。

何が原因だろうと考える。

漠然としているが「不安」だと思う。

だとするなら、その不安を解消できるのは何か?と考える。
ガソリンがないと不安だというのであれば、お持ちのクルマのガソリンタンクが満タンになれば不安は解消される。
食品がある程度潤沢に販売されることで不安はなくなり買占めもなくなる。

人にとってこの「不安」というのは厄介なものです。

不安のトレースとして・・・
・状況が分からない

・わからない=怖い

・恐怖から脱出したい

・脱出できるかわからない

・不安

自分には理解できないし、理解できる材料や情報がない場合、それを人は「恐怖」と判断して「不安」が生まれます。
批判もされるでしょうが、これは人間が生きていくうえでの自己防衛反応です。
誰にでもあることであり、これがあったから今まで人類はさまざまな状況の中で生き延びてこれたといってもいいですね。

でも、本当の困難はこれら「不安」の先にこそあるのではないかと思います。

ガソリンが満タンになったら、あなたはどうするの?
食糧に困らなくなったら、あなたはどうするの?


人は自分のことが一安心、不安から払しょくされると本当は大切な周りのことが見えなくなってしまう場合があります。
ですが、そうなってからがこれからの日本では重要です。
復興作業が待っている。

どうか、自分の不安が少しでもなくなったら、被災地でもっと大きな不安に立ち向かっている人たちの不安を少しでもなくせるようなことをしてあげましょう。
あなたが味わっている、味わった不安より大きな不安を持っている人はたくさんいます。

大きな不安を小分けにして、少しでも小さい不安にしてあげられる努力。
何ができるかを日頃から考えていきたいと思う。
自分はお米屋さんなので、お米の供給に全力をあげます。
これはそのままごはんになって皆さんの口に入る部分だけではなく、お米を原料として作られるいろいろな加工食品の原料としてもです。
お味噌やせんべいなどの米菓も、みなさんの不安を解消させるのには必要。

今こそ、日本の一番下から持ち上げるべきとき。
国民ひとりひとりのレベルから、本当の底辺からどっこいしょと持ち上げるべきです。
これは今までできなかった部分です。
今まで蔑ろ(ないがし)にされてきた部分でもあります。
今こそ、これをやらなくてはいけません。

もし、これが出来たなら、世界の中で胸を張って誇れる国「日本」が完成します。

国家である君が代を歌うとか歌わないとか、そんなこと言っている場合じゃない。
みんなが自分の国を愛して、そして自分の子供やその子供にまで誇れる国を作らなければいけません。

それが、今回犠牲にあわれた方たちへの最大限できる報いですよね。