SPなのかストーカーなのか? | 白いカエルと稲穂のブログ

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初めまして。稲穂と申します。
見た夢や、祖父母や大叔母に教えてもらった
知恵袋的な事、不思議な事。
私の趣味である科学的な事、宇宙の事。
歴史的な事やその他諸々。
色んなお話を書いていこうと思ってます。
どうぞよろしくお願いします(o^^o)

 

2年前の秋頃。

その日は車で出勤だったので、

自宅から駐車場へとテクテクテク。

駐車場に着いたら私の車の側に

何かが落ちていた。側と言うよりも

少し車の下かな。

 

何だろう?としゃがんで拾ってみるとそれは

柿でした。柿なのだけれど突かれたり落ちたり

したのか、キズだらけの状態で汗

偶然にも私は自分のお昼ご飯にしようと、

柿…は柿でも干し柿をカバンに入れていた。

 

私の車の後ろがフェンスになっていて小さな川が

流れているのだけれど、そこに一羽のカラスが

バッサーッと飛んで来てフェンスに止まった。

一瞬、あまりの大きさにビックリしたのだけれど、

良く見てみるとつぶらな目。美しい漆黒。

黒を極めるとブルーにも見えるのかーっと、

ワクワクして見ていたらカラスが首を傾げて

私を見るので、何だろう?と思ったのだけど…

 

ああ。そうか。この柿はカラスの物なのか。と

気付いたのでそっと地面に置いた。

でも。あまりにもズタボロの柿。

上手くクチバシで持てなくて落としまくったのかな。

と想像したら何だか可愛くてニコニコ

私の持っている干し柿を1つ、ズタボロの柿の横に

置いて話しかけた。

「カラス。あなたは美しいね。綺麗な羽を見せて

もらったから干し柿あげるね!またねー!」

と言って会社へ行った。

 

次の日の朝は駅までテクテク。

何か視線を感じる…ん?っと思って後ろを見ると

昨日のカラスが5メートル程離れた所の塀に止まっていたあせる

 

「カラス。今日は干し柿無いよ。ごめんね。」

カラスは首を傾げていたけれど鳴くこともなく

黙って5メートルくらいの間隔をあけて駅まで

ついてきて汗駅に入ったらどこかに飛んで行った。

 

それから毎日毎日毎日カラスと会っている

雨の日も風の日も。台風の時はいなかったけれどあせる

 

名前をつけた。『ジェントル』…センス無いな私。

きっと男の子だろうと思って。

襲いもしないし鳴きもしない。

とっても紳士的なので『ジェントル』照れ

 

 

今日も朝、ストーカーの様に、SPの様に

見守られながら出勤したのだけれど。

ジェントルは何故いつも1人ぽっちなのだろう…

それがとても気がかりで心配だけれど。

 

毎日、ジェントルに癒されている私。

これって幸せの1つだなぁと思ってますおねがい