白い巳さんを見た日の次の日に、
台風が来て凄い雨と風で怖かった。
2階の自分の部屋の窓から
巳さんがいた場所を見ていたら、
凄い勢いで水が流れていた。
巳さんが水に流されて海まで行ったら
どうしよう、巳さんが外国船に捕まって
外国でサーカスに連れて行かれるかも
と本気で悩んでいた←妄想が過ぎる。。
そしたら祖父が部屋に来て、雨戸を閉めようね。
と言って閉め出した。
私は祖父に一生懸命に伝えた。
巳さんが外国のサーカスに連れて行かれる!と。
祖父は少し首を傾げていたけれど…。
巳さんに出会った事はお話ししていたので、
「ああ。あの白い巳さんの事だね。」と言った。
「うん。そう!大変な事になる!」
と、わーわー言ってたら祖父が、
「大丈夫。白い巳さんもだけど動物は危険を
察知する能力が人間より優れているんだよ。
だからね、今頃はお山の上の大きな木の中に
隠れているよ」
と言ったので、ホッとしたのだけれど。
「それにね。白い巳さんは土地の神様だと
思うから、きっとこの土地が無事である様に
お山の上から見守ってくれているよ。」
えっ?!神様だったんだ!
って、ビックリしたのだけれど。。。
外国に連れて行かれなくて良かったと、
変な安心をしたけれど
お山まで遠いのにどうやって行ったのだろう?
きっとお隣のおじさん←よく車で山に行っていた。
の車にコッソリと乗って行ったんだ!
と都合の良い勝手な妄想をして安心した
祖父が
「台風が過ぎたらまた庭に巳さんが来てくれる
かもしれないね。次はどのお花をあげるのか
一緒に決めておこうか。」
と言ったので嬉しくて台風の怖さも、
巳さんの心配も無くなってた。
↑
もう少し心配したらどうなの?私!
って今は思うけれど
子供は切り替えが早いですね。
私だけかもしれませんがσ(^_^;)