2022年7月29〜31日 MLB CUP2022 | 稲城リトルマイナー

稲城リトルマイナー

リトルリーグ東京連盟・南多摩ブロック
マイナーチームです。
(小学校3.4年生)
日常の練習風景から公式戦まで野球を楽しみながらチームワークや自主性、考える力がぐんぐん伸びている子供達が主役のブログです!

やってきました夢の舞台。

MLB CUP 2022

リトルリーグ野球

小学5年生・4年生全国大会 in 石巻



先輩たちが5年前に立ったグランドに

彼らが稲城の看板を背負って帰ってきました。



「こころをひとつに」



それが彼らの戦いのモットーですが

彼らそれぞれの個性は豊かで

時にはぶつかり合い

折り合わないことも多い。



それでもプレーヤーとしての個人を認め

誰かがミスをすれば誰かがカバーし

あいつが打てない時にはオレが打つ。

そんなチームです。



飛鳥時代の宮大工は

不揃いの木を適材適所に使って

堂や塔を組み上げたといいます。

(小川三夫「不揃いの木を組む」)

法隆寺 五重塔もそうして造られ

千年の時を越えて立ち続けています。

多様性や変化を抱え込むことが生む

柔軟性という強さについて

考えさせられる逸話です。



意見も価値観も性格もみんな違って

合う時もあれば合わない時もある。

〝違い〟は決して

排除すればよいものではない。

指導者にだって

自分の意見を率直に伝え

対話することができる。

それが彼らに柔軟性としなやかさという

強さをもたらしたと思うのです。



決勝戦

タイブレークの末に敗戦。

彼らは膝から崩れ落ちて泣きました。



でもきっと

彼ら各々がこの夏、この地で

かけがえのない何かを手にしました。



彼らの面構えがそれを物語っています。



こどもたちに変化と成長をもたらす

唯一無二の機会を創ってくださった

MLB、AIG

日本リトルリーグ野球協会の皆様方

本当にありがとうございました。


大会運営にあたった

全国の連盟の皆様方

現地ボランティアの皆様方のお力で

素晴らしい舞台が設えられ

当たり前ではない「生」を

選手たちは野球を通じて

実感することができました。



そして

ジュニア、マイナー、メジャー、シニア

審判部、事務局…

稲城リトルの大家族。

OBOGの方々の懐かしい声が

石巻の地にも響き

私たちの目は潤みました。

よその子、うちの子、関係なく

みんなで育ち合い、育て合う

現代には珍しいコミュニティ。

深い懐に抱えられ

こどももおとなも

成長し続けるものなのだと

再認識したのでした。


さぁ、これで5年生はメジャー進級。

新たなストーリーのはじまりです。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


写真 コメント マイナー卒業する母

がんばれ稲城リトルマイナー


【今後の予定】

8月6日(土)通常練習

8月7日(日)通常練習


多摩市、川崎市など近隣にお住まいの方もご参加可能です。見学、体験にお気軽にお越しください。

グランドをふらっと見にくるだけでも^ ^