【2024年更新】タコ釣りマイタックル その3 オモリ&スナップ編 | キスとたこを愛する変態様の釣物語?

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オモリは無塗装カン付き丸オモリの20,25,30号を状況によって使い分けています。

 

基本は船宿指定の号数となりますが、指定が無い場合はメイン20号、早潮時or水深10~20m 25号、早潮+水深10~20m 30号を基準にしています。PE4号でもこれで十分対応出来ています。

 

 

 

 

 

※アマゾンで取り扱いが無いため参考画像

 

オモリには根掛かり対策として6号の捨て糸を入れています。

 

オモリが石や岩の間に挟まってエギの針は引っかかっていないケースが多々あります。捨て糸を入れることでスナップとエギを回収出来るので海中に残すゴミを減らせる可能性が上がる、お財布にも優しくなると良いことづくめです。

 

入れない理由はありません。

 

これは初めて吉野屋さんでタコ船に乗った際、千田船長から教わりました。

 

・捨て糸の長さ

 

捨て糸の長さは2.5cm以下を基準値とし、可能な限り短くするよう心掛けています。

人によっては30~40cmにしている方も見受けられます。

 

オモリの交換効率を考慮してカン部には結束せず、カンにラインを通して2重にして八の字結びで輪になるよう結んでいます。

 

 
・捨て糸の太さ
 
大前提として捨て糸はリーダーより細いものを使用します。
リーダーより太いと根掛かった際にリーダーの方が先に切れてしまう可能性が高いため捨て糸として機能しません。
 
逆に細すぎると軽微な根掛かりでも捨て糸が切れてしまい、オモリが無駄に無くなります。
 
使用しているライン強度に合わせて号数を選択する必要があります。
 

・オモリの形状

 

まわりを見ているとタコ釣りで使用されているオモリは以下の3種類が見受けられます。

 

左からカン付き丸オモリ、小田原型、ホゴオモリ 25号

 

よく使用されているのは小田原型、根まわりだとホゴオモリの使用率が若干増える程度で丸オモリを使っている人は滅多に見かけません。

 

この中で丸オモリを採用している理由は2つあります。


①エギの操作範囲確保

同一号数であってもオモリの種類によってオモリの高さが異なります。詳細は別途記述しますが、私の誘い方は一般的に言われているオモリをボトムから離さないように小突くのではなく、一部の状況を除き、常にオモリで底を叩きながら小突いています。オモリの高さがあるほどエギの最低上下運動距離が大きくなって誘いの選択性が少なくなることから高さが低い丸オモリを使用しています。

 

②根掛かり対策

東京湾では根回りを攻めることが多いため出来るだけ引っ掛かり難い形状であることが必須と考えています。そうなるとホゴオモリか丸オモリという選択になりますが

ホゴオモリは長さがある分着底時、オモリ転倒時と2回衝撃が来ます。1小突きでオモリ着底のシグナルが2回あってもそれが1回だった場合こういう状態だ!と判別出来るものが何もありません。役に立たない情報は判断を迷わせる原因になるため丸オモリに分があると考えています。

 

丸オモリの欠点として転がりやすいということが挙げられますが、エギをぶら下げた状態でオラオラ転がっていくということは経験上ありません。

 

もう一つの欠点は関東圏で販売している釣具店が少ない事。通し孔が開いた丸オモリは割と売っているのですがカン付き丸オモリを常時置いている店舗は極めて少ないと思われます。※少なくとも私の移動圏内では見たことがありません。

 

近くに販売店舗が無ければ釣具店で注文するかネット通販で購入する必要があります。

 

私は調布市にある玉屋釣具店さんでまとめ買いしています。

 

 

注文前に表示される送料は高めの金額になりますが、注文後に実送料に修正して精算されます。価格も良心的で超おススメのショップです(^^)b

 

 

・オモリの色

タコへのアピールを増すためにカラーシンカーを使うという方がぼちぼち見受けられます。しかし、私が実際に使用したときの釣果、他に使用されていた方の釣果と比較してもカラーシンカーの使用によって釣果が向上するという相関が見受けられませんでした。どちらかというとタコではなく人間にアピールしている要素が強いと思われます。仕掛けの単価が上がり、その分費用対効果が低くなることからカラーシンカーは一切使用していません。

 

 

次にスナップはハリミツのスーパーボトムトリプル 3号を使用し、枝のスナップにエギを2本つけていました。

 

 

 

 

このスナップを使用していた理由はスナップ1個あたりの単価が90円/個前後と安いのが1番の理由です。老舗のメーカーさんのものだけあって一つスナップにエギを2個付けしてもあまり壊れません。一つのスナップに2本エギをつけるメリットとして、エギのアイが直近に着くため、エギ同士の絡みトラブルが大きく減ります。しかし、根掛かり等で強い負荷がかかった際にはスナップに歪みが生じて意図しないところでスナップが開き、エギがバイバイすることがあります。

 

2023年にバイバイが多発したのでなんとかタコエギスナップを自作出来ないか考えました。その結果がこちらの組み合わせです。

 

 

 

 

 

まず、ハリミツの枝スナップは定価ベースでスーパーボトムトリプル-25円/個。

 

次にスナップ強度に負けないスプリットリングを装着

 

最後にエギを付けるためのローリングインタースナップをスプリットリングに装着

 

スプリットリングで装着すればローリングインターの装着個数は2個でも3個でもOK

 

また、ローリングインターが破損しても付け替えが可能となります。

 

ローリングインターで1号を採用したのはスナップ強度がメーカーによって異なること。

 

ヨーヅリのローリングインター3号はハリミツの5号と同等

ヨーヅリのローリングインター1号はハリミツの3号と同等

 

試作した際にヨーヅリの3号を使用したところ、根掛かったときの破損頻度が多かったことから1号を採用しました。

 

 

 

 

1個あたりの単価ですがネット通販で各々安いお店で購入すると

 

スナップ一個当たり130円程度。

 

市販のタコエギスナップの販売価格が170~220円/個程度なので2/3程度のコストで製作出来ます。

 

クレン親子サルカンで事足りるよと言う方もいるかもしれませんが、エギがラインに引っ掛かるトラブルが多くて使えません。

 

スナップのトラブル回避のためスパイラル仕様のタコエギスナップも試してみましたが、捨て糸がスパイラルに引っかかるトラブルが頻発して使うのをやめました。捨て糸を入れなければこれが最高のスナップだと思います。

 

 

 

現在はオモリを枝側に装着し、このような形で使用しています。