こんばんは
毎年、花粉症に泣く
稲川です
皆さんは大丈夫ですか??
さて、今回は
自身が小学生の時に体験した
こわ~い話をしたいと思います・・・
そん時は花粉症やなかったなぁ~
あの頃に戻りたいわ・・・クシュン!!
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夏休みの昼下がり
仲良し4人組で
小学校に遊びに行くため
地元の“志賀清林”と呼ばれる場所を通りました
そこは木々に囲まれる淋しい場所で
道沿いにお墓が立ち並ぶ
昼間でも少し気味悪い場所でもありました・・・
その雰囲気を和らげるためか
4人は口々にジョークを言いながらも
真顔で足早に歩きます
すると、突然
お墓の方から
私の名(あだ名)を呼ぶ声が聞こえたのです
「やぁ~くぅ~ん・・・!!」
それは蚊のなくような
か細い女性の声でした・・
慌てて声がした方見ると
そこには
まだ新しい1つの墓石が・・・
(私以外は何も聞こえなかったようで、友達はキョロキョロする私を不思議そうにみています)
そして、その声が空耳でなかった証拠に
その墓石の後ろに
子供くらいの背の高さの
白い影が
ぼぉ~っと
立っていたのです!!!
「わっ!!!」
私が驚いて走り出すと
残りの3人もつられるようにして走り出しました
墓を抜けたところで立ち止まり
震える私に友達は
「どうしたんや!??」
「急に走り出して??」
私は女性の声が聞こえたことと
白い影が立っていたことを説明しました
すると2人は
ぽかぁ~んとしていたのですが
N君だけは違いました
N君はクラス一の秀才で
決してまわりの意見に流されない子だったのですが
そのN君が
「おっ、俺も白い影が立ってるん見えた・・」
と震えながら話したのです
詳しく聞くと
声は聞こえなかったらしいのですが
私と同じく墓の後ろに
白い影が立っていたと言うのです・・・・
その夜は怖くてなかなか眠れませんでした・・・
そして翌朝
母から思いもよらぬことを聞かされたのです
当時、母は玄関近くの部屋で寝ていたのですが
夜中に玄関の方から変な声が聞こえたというのです
私は怖いと思いつつも
なんと聞こえたの!?
と聞くと
母はこう答えました
女の子のか細い声で・・
「やぁ~くぅ~ん・・・!!」
「あそぼぉ~っ!!」
と聞こえたと・・
私はゾッとしました
前日お墓で体験したことを
母には一言も話していなかったのに・・・
『あの白いのが、お墓からついて来たんや!!!』
子供ながらにそう思いました
『お墓にいたのは少女の霊で、仲良し4人組が羨ましくて
声をかけついてきた・・・?????』
そして、霊感の強い母は
その少女の霊を感じ取った・・・
そんな気がしてならないのです・・・。
子供の頃に体験した事ですが、今でもはっきりと覚えており
これから先も忘れない
こわ~い思い出です