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私の家族は昔から


皆、多少の霊感があるようです(但し、親父以外ですが・・w)


なかでも一番強かったのが


九年前に他界した母親でした


これは、姉が心筋梗塞で入院したときの話になります・・・



母親が泊りで姉に付き添うため


姉のベッドの横にパイプ椅子を置き、そこで眠ることになりました


病室の明かりは消され


ウトウトし始めると


突然、両方の耳から


ざわざわ・・・


ざわざわ・・・


『んっ・・!?』


目を開けて時計を確認すると、


まだ23時を過ぎたくらいだったそうです


再びウトウト・・


するとまた


ざわざわ・・・



ざわざわ・・・←(※カイジではありませんシラー!!)


一度目はすぐ目を開けられたのですが、


二度目はそうはいきませんでした


体は硬直したまま動きません


ざわざわ・・・



ざわざわ・・・



ざわざわ・・・


母は金縛りに慣れていた(?)ため


ざわざわ・・・に耳を傾けました


すると、老若男女


いろんな人たちが好き勝手に


ぺちゃくちゃと喋っています・・


しかし、話している内容までは聞き取れなかったため


少し神経を集中しようとした←えらい余裕やあせる


その瞬間!!


若い女性の声が


右の耳元から・・



「あたし・・・」



「今朝・・・」



「この病院で死んだの・・!!!」




この声で母の体の硬直は解け、


飛び起きたそうです


家族の誰よりも、多くの霊体験をしている母ですが


その後は


さすがに、気味が悪く眠れなかったそうです・・・


もう、病院では眠りたくないと何度も私に嘆いていました・・・ガーン



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恐らくざわざわの声の主は


この病院で死んだ亡者達のものだったのでしょう・・・



実は、この病院でもっと怖い体験をしていたのは


姉の方でした


母が付添いをやめた夜に・・・


その話は次回にしたいと思います・・・叫び



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