みなさんこんばんは。僕は現在、神奈川県内の大学に通ってる理系専攻の大学4年生です。

ある悩みがあり皆さんの意見や同じ境遇に立った方達にどうするべきなのか教えて頂きたくブログをはじめました。

 

 その悩みとは「大学中退」です。

 

 現在僕は大学4年生であろうものの、就職先も決まっていません。大学4年生になると研究室に配属され平日は毎日行くのが鉄則なのですが行っていません。自分の事を本当にクズだと思っているのですがどう動けば良いのかわからず何も行動していません。このままじゃダメなことも分かっています。自分だけじゃ解決できなくなってしまいました。こうなってしまった経緯を書いていきます。

 

まずはなぜ大学に入学したのか、その経緯について書いて行きます。

 

 僕は小さい頃から消防士になる事が夢でした。男としてすごい憧れる職業だしなによりもカッコいい。そんな事を考えながら中学、高校に通いました。中学、高校共にバレーボールをしており高校時代には県内で強豪と呼ばれる場所で日々鍛錬していました。バレーボールで培った体力、忍耐は消防士になっても通用するものだと考えました。

 部活を6月に引退して進路を考える時期にやって来ました。大学に行くべきか、専門学校に通い公務員の勉強をするべきか・・・

当時高校3年生だった僕には「専門学校に通って公務員の試験に落ちたらどうしよう。就職浪人なんてダサいし絶対に嫌だ。就職できたとしてもろくな所に就職なんてできないだろうな。」と考え「大学生になって公務員の勉強をしてもし試験に落ちてもどっか就職できるだろうな」という甘い考えがあったり、僕の周りの友達も殆どが大学に通うという事だったので「みんなと同じフィールドにいるぞ、みんなと同じような選択をすれば問題ないだろう」といった具合で大学に行こうと決めました。

 

 よし、大学に進学を決めたから次は大学を選びどの学部・学科に入るべきか考えました。

「文系の科目、理系の科目どちらもあんまり得意じゃないけどどちらかと言えば理系の教科の方が得意だしやってて面白いな」と思い理系の学部にしようと決めました。「じゃあ次は何の学科にしようかな」と思った時に僕は消防庁に『化学機動中隊』というのがあることを思い出しました。どういう仕事なのか簡単に説明します。化学機動中隊は化学兵器を使ったテロ、災害が起きた時に人命救助、化学物質の特定をします。有名な事件だと「地下鉄サリン事件」のテロが起きた時に出動します。入隊するためには化学の基礎的な知識と消防士として数年働いた後に選抜試験に合格する必要があります。そこで僕は「何だか専門的でやり甲斐がすごいありそうだな」と思い化学機動中隊に入る事を目標にしました。

 

 そうして僕は「これなら化学の知識が必要だし化学を専攻しよう」と思い入試の試験に向けて勉強しました。

AO入試を経て10月には合格をしました。一般入試がある友達が多く僕はバイトを始めて優越感に浸りながら過ごし無事に高校を卒業。4月からワクワクのキャンパスライフを楽しみにしていました。

 

 

 ここまでが僕が大学に入学するまでの経緯です。次にキャンパスライフを書いていきます。

 

 大学生になりこれからどんな4年間になるのかと思いワクワクしていました。案の定すごい楽しかったです(笑)

サークルにも入り気の合う友達もでき充実した日々を送っていました。夏休みには合宿に行ったり冬にはスノボ、旅行に行ったりもして本当に楽しい毎日でした。勉強の方はというとそこそこついていけていたので不満を感じることは有りませんでしたがひとつだけ不満が有りそれは学生実験という授業があり週に2日、3時間ほど行います。ここまでは仕様が無いのですが実験レポートたるものが有りこれがまためんどくさいったらありゃしません。半期で20回ほどの実験があるのでレポートを20通分出さなくてはならないのです。友達と協力しレポートは苦労しましたが提出していました。何回か再提出しろと怒られましたが(笑)

 こんな日々を送り1年が経ちあっという間に2年生に・・・2年生初日に仲の良かった学科の友達に『俺は留年した、またやり直しかよ』と告げられ驚愕しました。数日後に学科の先輩からこんな事を聞きました

「俺らの学科は5人に1人が留年するんだぜwこの大学で一番留年者が多い。」

まじかよ--------------------------------------------------------------------------------。

って正直思いました。でも考えてもみれば週6日も授業がありどの学科より授業数が多いので納得はしました。そんなこんなで2年生の夏休み明けに公務員試験対策の講座が始まるとのことで僕も受講の手続きを済ませ6~7限で週2日間を半年間受講しました。2年生で受講する人はほとんどおらず殆どが3年生。友達もいないため一人で受講していました。とてつもなく心細かったです(笑)ちなみに2年生でわざわざ受講した理由は2年間勉強したら他の人よりもアドバンテージを取れると思ったからです。

実験もありレポートもあり講座もあってなかなかハードな生活を送っていたと思います。今の僕には絶対にできる気がしません。

 バイト、授業、講座、実験で忙しく2年生では半端ないくらい単位を落としてしまいました。おかげで3年生でも単位をマックスで取らないといけない事になりました・・・

 

 ここまで読んでいただいて「なんだ普通の大学生じゃん」「まだマシだね」って思っていただいてるかもしれませんが3年生から僕はどんどんクズになっていきます。

 

 なんと3年生の夏にこの僕に彼女が出来ました。一人暮らしをしていて年下の可愛い彼女です。

 今まで大学を殆どサボらずに通っていたのですが僕にとって初めてまともに付き合えた彼女だったのでよく泊まりにいったり色んな場所に遊びに行ったり大学生活で最高潮に幸せな気分を楽しんでいました。しかしその楽しさと引き換えに学校をサボる癖も覚えてしまいました。僕は父とふたり暮らしをしているので『学校ちゃんと行ってるのか?』と聞かれるたびに『もちろん!』と嘘をついていました。本当に最低ですよねw寝たい時に寝てご飯を好きな時間に食べ深夜に帰ったり始発で帰ったりと誰も怒らないので好き勝手やっていました。

この頃から公務員の勉強もしなくなり「企業に就職でもいいんじゃないか」とも思うようになりました。自分の都合の良いように物事を考え楽に進める道にしようと考え始めるようになってしまったのです。彼女と一緒にいる時の幸福感、友達と酒を飲み明け暮れた毎日。消防士になるという目標がどうでもよく思えてきてしまいました。

 

 

 3年生の9月に来年の4年生に控える研究室を決めるために選考が始まったのですがなんとか自分の行きたい研究室には配属されました。

この選び方も友達や先輩から聞いた「ラク〜〜〜〜〜〜な研究室」自分のやりたい研究ではなくて楽な道を選んでしまいました。

消防士の試験をとりあえずは受けようと思いましたがまともに勉強をしていなかったので『受かったらラッキー』と思いながら万が一に備え3年生の12月からインターンに行ったり就職活動を始めました。就職活動をしていくうちに魅力的な企業もあり受けましたが結果は不合格。いくつか受け1社内定を頂きましたが4年生の6月には連絡をしてほしいとのことで消防士の結果発表は8月過ぎだったので内定は辞退しました。これは僅かでも消防士になれる可能性があるのだから勿体無いなーと思いこのような決断をしました。

 

 

ここからが本当のダメ人間になる話の最終段階です。

 

 4年生になりこれから研究室での生活が始まります。仲の良い友達もいなくうまく馴染むことが出来ませんでした。でも最初の1ヶ月は毎日頑張って行きました。

『でもやっぱり何か違う』

『何も面白くない』

『こんな生活を1年間続けるなんて絶対嫌だ』

 

 教授には事あるごとにみんなの前で怒られ、親しい友達もいなかったためうまく相談することができず少しづつ学校をサボる日が増えて行きました。

 そんな日を過ごしながらも就職活動を続けましたが最終選考で落とされたり履歴書すら通らないこともありました。

『もう就活することすら面倒』

『どうせ受けても内定くれないんでしょ、それなら受けない方が良い。寝てた方が良いや』

 

 このような負の連鎖が積み重なった挙句全てに置いてやる気を無くしてしまいました。

消防士の試験を受けることすら辞めてしまい夏休み明けには就活も一切行わず、学校にも行かなくなりました。

 

もちろんこのままでは卒業出来ません。かと言って今更学校なんか行っても何を言われるのか怖くていけないし、それか誰にも相手にされないと思います。彼女にも「学校行ってるからこのまま卒業できる」と嘘をついています。父にも怖く相談できません。本当に本当にどうすれば良いのか分かりません。

自分が情けなくて仕方ないです。

 

このままなら大学を辞めるしか有りません。どうすれば良いのか・・・