2ヶ月前から50代の女性か
ら詐欺被害に関する市民相談
を受けています。内容は詳細
に記載できませんが、架空の
目的により高額のお金を騙し
取られたという深刻なもので
した。

相談者は詐欺にあったことを
恥ずかしく感じておられ、冷
静な対処ができない状況だっ
たので、まず丁寧にお話を伺
い証拠書類を元に事実関係を
整理し、被害回復に向け今後
の対応策を検討しました。



弁護士事務所にて

日々の生活に困窮され弁護士
費用を捻出することが難しい
状況もあったことから、当初
は本人による民事調停の活用
を検討しましたが、最終的に
は加害者に対する損害賠償請
求、そして処罰感情が強いこ
ともあり詐欺罪で刑事告訴す
る方針を固められたため、信
頼のできる弁護士事務所(京
都弁護士会所属)を紹介し訪
問にも同席しました。

懸念されていた着手金も想定
より低額で且つ分割払いで対
応いただき無事に弁護士委任
契約の締結に至りました。




弁護士先生によると「詐欺罪
の立証(当初から騙す意図が
ある)」は難しく今回のケー
スで刑事責任を問うハードル
は高いとのことですが民事訴
訟と並行し、告訴状を作成を
していただくことになりまし
た。

相談者の方は「少し気持ちが
楽になりました」とおしゃっ
ていただきましたが被害の回
復がなされるまでは気が気で
なりません。

今日も読んでいただきありが
とうございます。